教育プランナーブログ

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名古屋中学校の試験科目は国語・算数・理科・社会の4科目です。

配点は国語・算数が各100点、理科・社会が各50点の計300点となっており、

平成23年度の入試では、合格最低点が152点でした。

名古屋中学校を目指すためには、7割は得点できるように準備をしておきたいです。

 

ここからは、各科目の特徴についてご紹介します。

 

○算数○ 

配点:100点 試験時間:50分 目標点数:62点

≪問題構成≫

計算問題2問 一文問題9問 応用文章題8問 ・・・ 計19問前後

 

計算問題が2,3問と少なく、一文問題と言われる問題が多いので素早く正確に問題を解く能力が必要になります。

問題の種類としては特殊演算と呼ばれるものが多く出題されるので解き方をしっかりとマスターしておく必要があります。

5年生終了時までに一通りの受験内容は全て仕上げ、6年生の1年間は特殊演算を中心に、 

苦手単元克服や正答率アップに時間を割けるようにしましょう。

 

 

○国語○

配点:100点 試験時間:50分 目標点数:70点

≪問題構成≫

物語文(2,750字程度) 選択式3問・抜き出し式2問・記述式3問 … 計7問前後

論説文(2,400字程度) 選択式5問・抜き出し式2問・記述式2問 … 計9問前後

 

物語文、論説文ともに、やや難易度の高い文章も含まれています。

題材としては道徳的な内容の文章が見受けられるので、普段から新聞の社説やエッセイなどで慣れておくとよいです。

特に物語文はかなりの長文なので、早く正確に読み解いていく力が必要になります。

2,500字程度の文章を10分程度で読めるように、普段から訓練しておきましょう。また、近年の傾向として

ローマ字が出題されています。難易度は低いので学校の教科書に出てくる基本をしっかりと押さえましょう。

 

 

○社会○

配点:50点 試験時間:30分 目標点数:35点

≪問題構成≫

地理 選択式7問・記述式2問・短文記述式1問 … 計10問前後

歴史 選択式9問・記述式1問・短文記述式0問 … 計10問前後

公民 選択式7問・記述式3問・短文記述式0問 … 計10問前後

 

地理では、地図を使った問題が多く出題されます。位置関係や経度、緯度を問われる問題も多いです。

日本地図だけでなく、世界地図や資料集を普段から目を通しておく必要があるでしょう。

歴史では、人や出来事についての問題が多いほか、正誤問題や年代順を問う問題も多いです。

年表などを使って、歴史の流れを正確につかんで整理しておく必要があります。

公民は、日本国憲法を中心として三権の役割を問う問題が多いので、仕組みをしっかりと理解しておきましょう。

また法令の公布年月など、数値を問う問題も出題されるのでしっかりと整理しておきましょう。

問題のレベルとしては標準的な内容が多いので、基本的な用語をしっかりと理解しておけば対応できます。

 

 

○理科

配点:50点 試験時間:30分 目標点数:35点

≪問題構成≫

物理 選択式1問・記述式1問・短文記述式4問 … 計6問前後

化学 選択式4問・記述式2問・短文記述式2問 … 計8問前後

生物 選択式7問・記述式1問・短文記述式1問 … 計9問前後

地学 選択式9問・記述式1問・短文記述式0問 … 計10問前後

 

どの分野でも基本的な知識に加えて、思考力や応用力が問われる問題が多いです。

容易に回答できる問題が少ないうえに、前半に難問が出題されるケースが多いので、

時間配分を考えて効率よく問題を解いていきましょう。

物理では、計算を必要とした問題が多いです。特に滑車てこ、ばねなどがよく出題されます。

化学では、知識と知識を組み合わせて考える力が必要になります。

計算問題も出題されますので公式を覚えての練習が必要になります。

生物では、知識を問う問題のほかに、思考力を問う問題も出題されます。普段から練習して慣れておきましょう。

地学では、知識を問う問題もありますが、覚えた内容を基に考えて行く問題も出題されます。

結果だけでなく、それに至る過程もしっかりと理解しておきましょう。

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