勉強が嫌いなお子さまはよく、次のようなことを口にします。

「勉強しても、大人になったら使わないから意味がない。」

「学校で勉強していることが、将来何の役に立つのかイメージがわかない。」

皆さんがどんな仕事に就くかにもよりますが、確かに、勉強する内容自体は大人になってからほとんど使わない人もいるでしょう。

ただ、勉強を通して身に付く「力」は、大人になってからも必ず役立ちます。

例えば、

「提出期限から逆算して計画を立てる力」

「課題解決力」「表現力」

「コミュニケーション能力」

「情報収集能力」

「協調性」「集団行動」

大人になる準備として、勉強をきっかけにいろいろな力を身につけていただきたいのです。

さて、参考までに今回は「日常に隠れた数学」をご紹介します。

計算自体はそれほど難しくありませんので、数学が苦手な方もぜひチャレンジしてみてくださいね。

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スーパーで買ったお弁当は、500Wで3分、または1500Wで1分温める必要があります。

自宅の電子レンジには「1000W」の設定しかない時、何分加熱すれば良いでしょうか？

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正解は・・・

1分30秒です！

W数がちょうど中央値なので、

間を取って2分くらいかな？と考えてしまいがちですが、

お弁当に加わる熱の「量」×「加熱時間」が同じ値になる必要がある、と考えます。

つまり、

500W×3分→1,500

1,500W×1分→1,500

となることから、

1,000W×□→1,500

1.5分（1分30秒）が正解です！

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いかがでしたでしょうか？

日常の中にも学校で勉強する知識が活用できる場面は意外と多く隠れていますし、

勉強の内容それ自体は活用できなくとも、

成績UPを目指して勉強するプロセスや、それを通じて得られる能力は大人になってから必ず役立ちます。

目の前の定期テストや受験に向けて勉強をしながら、

大人になるための準備をしていきましょう！