教育プランナーブログ

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2011年10月

大学受験における物理化学は、理系学部を志望する受験生(特に工学系)にとって

避けては通れない必須科目とも言えます。

大学によっても異なりますが、国公立大学の理系学部を目指す受験生であれば、

センター試験2次試験で、複数回受験することもあります。

もちろん私立大学でも理系学部であれば、少なくともどちらか1科目は

必須科目となっていることが多いようです。

 

理科系科目でよく言われるのは、『物理は公式さえ覚えれば何とかなる』ということや、

『化学は学校の教科書レベルの知識さえあれば、入試にも対応できる』ということです。

後者はあながち間違いでもないのですが、前者はかなり間違っていると言わざるを得ません。

 

そもそも物理の受験対策に『公式の暗記』が挙げられるのは、公式の量が多いからです。

数学や化学と比べて、覚えるべき公式が非常に多く、その1つ1つを正確に覚えることが

得点力アップにつながるという考えなのでしょう。

しかし、公式はそれだけ覚えてもあまり意味のないものです。

どのような問題で、どのように使えば良いのか、ということを一緒に覚えないと

公式は何の役にも立たないのです。

 

また、化学についても同様のことが言えます。

暗記量が非常に多い『無機化学』という分野も確かにありますが、

『理論分野』や『有機化学』は、暗記ではなく、現象に対する説明力や理解力が重要となります。

もちろん、複雑な計算を扱いますので、数学的計算力も必須です。

 

いつ、どのように、何の問題集や参考書を使って対策をすればよいか、ということに関しては

受験生一人ひとりの学力状況や、得意・不得意分野、そして志望校によって異なります。

 

トライの受験指導は、まずはしっかりとした現状分析を進めることから始まります。

その上で、一人ひとりに合わせたオーダーメイド受験戦略やカリキュラムを組みます。

そして指導経験や合格実績豊富なトライの家庭教師が指導を担当するからこそ

短期間での成績アップや、志望校合格が可能となるのです。

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大学受験における理科といえば、物理化学生物などが主流ですが

『理科総合』という科目も聞いたことがあると思います。

主に物理と化学を中心に学習する『理科総合A』(中学校理科の1分野に相当)と

生物・地学を中心に学習する『理科総合B』(中学理科の2分野に相当)の2科目があります。

 

理系学部ではほとんどの場合、センター試験における対象科目になっていませんが、

一部の国公立大学文系学部では対象科目となっています。

※学力上位の文系学部は、ほとんど対象外です。

 

しかしながら、高校卒業に要する単位習得のための必修科目となっており、

現場レベルでは、その見直しが求められているという状況にあるようです。

 

A・Bどちらの科目についても、複数分野を総合的に学習する科目なので

幅広く知識を吸収していく必要があります。

まずは学校の教科書を中心に学習を進め、定期テスト対策を万全にしましょう。

基礎知識が身についていれば、2~3年生で履修する物理や化学、生物に対しても

スムーズに移行していけるはずです。

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センター試験における数学のポイントとしてよく言われるのが、時間配分時間の短縮化です。

センター試験はマーク形式なのですが、数学に関しては単純な4択問題などが

他の科目に比べて極端に少ないため、実際は記述形式と同じような計算過程

経ることになるものがほとんどです。

 

試験時間や出題形式、出題分野に関しては、ある程度の傾向がありますが

慣れていないと時間がかかりすぎてしまいます。

マーク形式の問題は部分点が存在しないため、途中計算の簡略化もポイントになります。

また、暗算の精度や定理・公式の暗記も時間短縮には必要な要素と言えます。

 

難関大学医学部医学科を目指す理系の受験生であれば

9割以上は取って当たり前、という風にも言われますが、問題は決して易しくありません。

ある程度の問題パターンの把握や、時間の使い方は問題を解きこむことで身につきますが

それを結果として安定させるには、それなりの熟成期間が必要だと思われます。

 

得意な単元の大問から解いたり、わからない問題は早いうちに見切りをつけたりと

自分の学力状況などに合わせ、独自の戦略を持って本番に臨むと良いでしょう。

試行錯誤ができるのも今のうちです。

失敗を恐れず、柔軟な発想で、入試本番に臨みましょう

 

アドバイスが必要であれば、いつでもご相談ください。

大学受験専門の教育プランナーや数学担当の教育プランナーが親身にアドバイスさせて頂きます。

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大学受験における国語は、現代文古典に分けられます。

センター試験を例に挙げると、第一問が評論文第二問が小説文

それぞれの配点が50点ずつで、現代文全体の配点は100点です。

また第三問が古文第四問が漢文、配点はいずれも50点ずつで

古典全体の配点も100点です。

 

短期間で対策が可能なのは、一般的に『漢文』だと言われています。

古文に比べて必要な文法や語句が少なく、現代文に比べて対策ポイントがわかりやすい

という特徴があるためです。ただ、漢文は私立大学では出題されないことが多いようです。

 

古文の対策としては文法や単語に加え、敬語表現など細かいところまで対策が必要です。

古文は苦手にしている人が多いようなので、以下にいくつかポイントを挙げておきます。

是非参考になさってください。

 

① 用言の活用の種類や活用形は、しっかり覚えておくこと。

② 助動詞の意味、接続、活用形もチェックしておくこと

③ 有名な作品【源氏物語・枕草子・徒然草など】は現代語訳で構わないので

   一通りストーリーを頭に入れておくこと。

   また、それを参考にしながら原文の読み合わせておくと良い。

④ 過去問演習などをする時に、どうしても手が出ないのであれば

   先に解答【現代語訳】を見てから、解いても良いでしょう。

 

一人ひとり学力状況は異なると思いますので、自分なりのやり方を見つけると良いでしょう。

あまり1つのやり方や、学校のやり方にとらわれず、自由な発想をすることも必要です。

ご不明な点やご質問がありましたら、いつでもご連絡ください。

わかりやすく、そして丁寧にご説明させて頂きます。

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国公立大学合格を目指して受験対策をする場合に

センター対策2次対策を、どのような割合、どのようなやり方で進めれば良いのか

というご質問を、皆様からよく頂きます。

 

対策方法は受験生一人ひとりによって異なりますが、

基本的には、前回のブログで記載した『センター:2次配点比率』次第と言えます。

例えば、弘前大学は医学部以外はすべて『センター重視型』と言えますので

センター試験で、できるだけ多くの得点を取る『先行逃げ切り型』の合格戦略が有効です。

医学部医学科については、センター900点、2次900点なのですが、

センター試験に比べて2次試験の難易度は高く、合格者の平均得点率を考えると

総点におけるセンター試験の点数割合は、やはり高いと言えます。

 

上記のことから、センター対策が非常に重要であると言えますが

2次試験はセンター試験とは異なり、記述形式の問題がほとんどになるため

センター対策だけでは、対策不足に陥ってしまうのも事実です。

 

トライでは生徒一人ひとりの現状学力や、特性を分析した上で合格戦略を立て

勉強の進め方やペース配分についてアドバイスも行います。

センター対策と2次対策のバランスのとり方も一人ひとり異なりますので、

詳細なプランニングに関しては、是非お問合せ頂ければ幸いです。

必ず皆様のお役にたてると考えております。

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 国公立大学合格を目指す上で必要不可欠なのが、センター対策2次対策です。

各大学、各学部ごとに独自の配点が設定されており、対策もさまざまです。

また、センター試験と2次試験の配点比率によって目標点数も変わってきますので

自身の現状学力を考慮した上で、学習計画を練る必要があります。

以下に、弘前大学の各学部における偏差値一覧を掲載しますので、ご確認ください。

 

<弘前大学 センター&2次ランク>

学部

センターランク

2次ランク

人文学部

65%

52

教育学部

63%

52

医学部 医学科

86%

67

医学部 保健学科

68%

54

理工学部

62%

51

農学生命科学部

63%

53

                              トライ教育情報センター調べ

また、弘前大学(前期)の各学部における『センター:2次配点比率』もご確認ください。

同じ学部でも、学科によって受験科目や配点が異なる場合もありますので

詳細な情報をご要望される場合は、お気軽にトライまでお問合せください。

青森公立大学青森県立保健大学他県の国公立大学についても

ご質問などがございましたら、いつでもご連絡ください。

 

<弘前大学 センター:2次配点比率>

区分

国語

地歴・公民

数学

理科

外国語

面接

合計

総点

人文

人間文化

過程

センター

200

100

100

又は

200

100

又は

200

200

900

1500

2次

300

300

600

教育

学校教育

センター

200

100

又は

200

100

又は

200

100

又は

200

200

900

1200

2次

150

150

300

一般枠

センター

200

100

200

200

200

900

1800

2次

300

300

300

900

  

保健

看護学

センター

200

100

200

200

200

900

1500

2次

200

200

200

600

理工

数理科学

センター

200

100

200

200

200

900

1700

2次

800

800

農学生

科学

生物資源

センター

200

100

200

200

200

900

1200

2次

300

300

 

※各学部とも学科・専攻は一部抜粋。他学科・他専攻については、お問い合わせください。

 

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青森県では、毎年、弘前大学青森公立大学などの国公立大学が人気です。

岩手大学秋田大学東北大学などの東北地方にある大学も人気ですが、

特に今年度入試に関しては、地元の大学への進学を希望する受験生が多いようです。

東日本大震災を経験し、実家近くの大学に通ってほしいという保護者の方の声も

多少関係しているように思えます。

 

もちろん、首都圏にある大学を志望する受験生も多く、

早稲田大学明治大学中央大学日本大学も人気です。

上記のような有名私立大学は、東北地方にある私立大学に比べて倍率が高く

試験問題の難易度も格段に上がるため、独自の対策が必要となります。

 

近年の大学入試制度をみると、入試方式が非常に増えていると言えます。

いくつか例を挙げると、AO入試指定校推薦公募制推薦センター利用などがあり

さらに、AO入試でもセンター試験の結果を含めて判定する方式もあります。

同じ学部、同じ学科でも、試験日程が複数設定されているケースも多くなっています。

 

どの入試方式で、どの日程で受験すればよいのか、ということについて考えて選ぶことが

既に、大学受験における合格戦略を立てていることに他ならないのです。

  

まずは、志望校にどのような入試方式が設定されているのかを調べるべきです。

学校の先生に聞いたり、インターネットで調べたりすれば情報は出てきますが、

1番のおすすめは、入試要項を取り寄せること。

私立大学であれば、ほとんどの大学の資料を無料で取り寄せることができます。

  

かなり複雑な入試方式を取り入れている大学もありますので、ご不明な点があれば、

お気軽にトライへご相談ください。

お子さまの現状学力などを分析し、お子さまにとって有利な入試方式をアドバイス致します。

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志望校選びのポイントはいくつかありますが、1番は『何を学びたいか』ということでしょう。

高校までの勉強と違い、大学での勉強は、ある程度自分の意思で決めることができます。

学びたい内容がないと、大学生活の魅力が半減すると言っても過言ではありません。

 

『興味があるから』『将来つきたい職業に必要だから』『就職に有利だから』

学部選択にはさまざまな理由があります。

志望校を選ぶときには、『学部』だけではなく、その学部で学びたい内容まで調べておくとよいでしょう。

 

例えば、法律を学びたいという気持ちがあるなら、法曹になるため六法を中心に学びたいのか、

国際関係や国際法を学びたいのか、政治学や行政法を学びたいのかを考える、ということです。

もちろん、法学部ではこれらを学ぶことができますが、すべてを専攻することはできません。

自分自身の興味のあることを専攻科目を選んでも良し、将来を見据えて選んでも良し。

大学入学後に心変わりをして、別の科目を選考しても良いのです。

 

大学受験は3月中旬~下旬まで行われます。

その時には志望学部などについて細かく指定はできないかもしれませんが

今の時期であれば、大学、学部、大学の所在地、試験日程、試験科目など、

多くの項目について、志望校を自由に選択することが可能です。

 

大学入試センター試験まで、あと約3ヶ月

そして私立大学の一般入試が本格的に始まるのも、あと約3ヶ月

国公立大学の2次試験までは、残り約4ヶ月と少しです。

日々の受験勉強を進めながら、志望校についてしっかりと調べ、

少しでも有利な状況で、入試当日を迎えられるようにしたいものですね。

 

ご質問やご相談、大学受験の戦略立案についてのご要望がございましたら、いつでもご連絡ください。

お子さまの現状を細かく分析し、これまでのノウハウを活かしながら、

効果的な受験戦略をご提供致します

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10月に入り、1年も残り3ヶ月となりました。

毎年思うことですが、1年というのはあっという間に過ぎるものですね。

3月の大震災や、台風被害などで多くの犠牲や被害が出た1年でしたが

残り3ヶ月は平穏無事に生活したいものです。

 

小学校をはじめ、中学校、高校、大学と新学期のスタートは4月です。

9月でちょうど6ヶ月が経過したことになりますので、

10月はまさに後半6ヶ月の始まりということになります。

受験生にとっては、寒さとともに本格的な受験シーズンが到来します。

 

前半6ヶ月で思うように勉強できなかった方や、成績が伸び悩んだ方もいると思います。

しかし、これからの頑張り次第では、志望校への逆転合格も十分可能です。

時間が限られている分、効率良く、そして戦略的に勉強を進めましょう。

不安や心配なことは多いと思いますが、まずは行動に移すことを意識することが重要です。

 

トライのホームページや、この教育プランナーブログにおいて、様々な受験情報を掲載していますので

ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

勉強のやり方や、細かい進め方がわからない場合は、いつでもご相談ください。

どんな成績、どんな状況に置かれたお子さまでも大丈夫です

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◇作文

1. 出題傾向

前期選抜の第七問において出題されている。

作文形式は、課題文を読んで自分の意見や考え、

その理由などを150字~200字以内で書くというものである。

2段落構成で書く形式でほぼ固定されているため、書きやすいのではないだろうか。

 

【平成23年度】

『日本の言葉~方言と共通語~』に関する文章やグラフを見て

第一段落にあなたが気づいたことを、第二段落に自分の意見を書きなさい。

 

【平成22年度】

『チンパンジーに見る助け合い行動』に関する文章を読んで

第一段落にあなたが注目したことを、第二段落に自分の意見を書きなさい。

 

【平成21年度】

『家事のルールについて実施した日米の高校生を対象としたアンケート』に関する文章やグラフを見て

第一段落に自分の意見を、第二段落にその理由を書きなさい。

 

 

2. 来年度の予想

同様の形式、制限字数での出題が予想される。

出題テーマについては、何が出題されるか予想するのは難しい。

課題文の文章量はさまざまで、グラフや表が入ることも予想される。

 

 

3. 対策

作文を書く練習のほかに、文章を読解したり、グラフや表から情報を読み取ったりする力も必要である。

入試の過去問題などを使って十分に練習すると良いだろう。

もちろん、原稿用紙の正しい使い方を身につけていることが、前提条件であることを忘れないようにしたい。

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