教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
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2012年2月

一般的に3月は年度納めの時期と言えますが、

塾・予備校および家庭教師などの教育業界では、年度初めの時期であると言えます。

多くの塾・予備校では、春期講習を経て3月からレギュラー授業が始まります。

これは4月から始まる新学期に、スタートダッシュを決めるための準備をするためです。

 

スタートダッシュを決めるための準備とは、主に以下の3点を指します。

① 1年間の総復習

② 苦手単元の克服

③ 新学期の予習

これらの要素をバランス良く、そして着実にこなしていくことが必要となります。

以下に、項目ごとのポイントを記載しますので、参考になさってください。

 

 

【新学期からのスタートダッシュを決めるポイント】

① 1年間の総復習

→ 小学生は、まとめテキストを購入して春休みに演習すると良いでしょう。

  テキストは書店で500~1000円ほどで購入できるもので構いません。

  中学生・高校生は、これまで受けてきた定期テストを解き直すと効果的です。

  あれもこれも、といろいろな問題集に手を出そうとすると

  結局最後まで終わらないということもありますので、注意が必要です。

 

 

② 苦手単元の克服

→ 1年間の総復習をしている中で、わからない問題が出てくることがあります。

  また、その単元のほとんどすべてを苦手にしているということもあるかもしれません。

  苦手単元を克服しようとする時には、教科書を使用します。

  はじめは基本問題を解き、その後、章末問題を解くようにしましょう。

  答え合わせの際には、解答ではなく解説のほうが重要となりますので

  もし解説の記載がない場合は、学校の先生や友人に聞くようにします。

  もちろん、トライにご連絡頂ければ、詳しく丁寧に指導・説明します

 

 

③ 新学期の予習

→ 教科書が配布されていない状況で予習をするのは、かなり難易度が高いことなので

  新出単元の学習には、塾や家庭教師などの学習サポートがオススメです。

  もし1人で予習を進めたいということであれば、書店で参考書を購入すると良いでしょう。

  いくつかの参考書を実際に見た上で、自分自身に1番しっくりくるものを選びます。

  100%理解できなくても、予習の効果は十分にあるので心配しなくても大丈夫です。

  

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中学校の数学で初めて学習するのは、『正負の数と計算』です。

小学校では出てこなかった『負の数(マイナスの数)』を扱うようになり

計算の幅がグンと広くなりますし、それに伴って難易度も増すようになります。

 

英語と同じように、新しいことを学ぶときにはスタートダッシュが肝心です。

負の数を含むシンプルな計算は、中学校入学前に是非とも予習しておきたいところです。

事前に予習しておくと学校の授業が復習代わりとなり、理解度と定着度が上がります。

 

 『5-7』、『(-2)+6』、『(-1)+(-4)』、『3-(-7)』などのレベル

 

 

また予習と同等かそれ以上に重要なのが、小学校の総復習です。

特に計算のスピードや正確さ、暗算能力は非常に重要です。

『正負の数と計算』や、その次に学習する『文字式と計算』『1次方程式』においても

計算能力が、そのまま定期テストの点数に影響してくるからです。

さらに関数分野や図形分野ほど、高い計算能力が必要であるとも言えます。

 

これまで多くの生徒を見てきましたが、数学が得意な人にはいくつかの特徴があります。

それぞれ学習環境や、得意な単元などは異なりますが、その特徴は共通しています。

以下にその特徴を記載しますので、是非それらを意識して日々の学習に取り組んでください。

 

 

【数学が得意な人の特徴】

○ 計算が速い (ある程度の計算は暗算できる)

○ 計算が正確 (ケアレスミスが極端に少ない)

○ 難しい問題ほど、興味を持って解こうとする

○ 図やグラフを活用する (描くのがうまい

○ 答えの正否よりも、解答のプロセスを重視する

 

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中学校1年生の最初の中間テストは、難易度が比較的易しいということもあり

100点満点を取る人が続出したり、平均点が80点を超えたりすることも珍しくありません。

しかし、基礎の時点でつまずいてしまい、高得点を取れないという方もいます。

 

実は英語でつまずいてしまったという方の多くは、中学校入学後わずか2~3ヶ月の間に

英語が苦手になってしまったという方がほとんどです。

そしてその原因は、中学入学前の準備不足であることが多いのです。

 

小学校で英語の授業が必修化されたとはいえ、その内容は中学英語とは異なるものです。

英語学習への興味の強さや、取り組む姿勢が大きな学力差を生むことはありますが

週に1回程度行われるコミュニケーション重視の小学校英語では

本来、生徒間の英語力に大きなギャップを生じさせることはほぼありません

 

だからこそ、中学入学後2~3ヶ月で、英語力(定期テストの点数)に大きな差が出るのは

中学入学前の準備不足ということができるのです。

 

中学英語は、もはや全員が一斉にスタートする新規科目ではありません。

オススメは、中学入学前の時点、遅くとも入学後の4月末の時点で

中間テストの範囲を終わらせるような対策を事前にしておくことです。

 

易しい問題とは言っても、最初のテストで高得点を取ることができれば

それはお子さまにとって大きな自信となります。

高校入試だけではなく大学入試でも、英語は必須科目となるので

楽しく、興味を持って勉強するためにも、最初のテストで結果を出すことが大切なのです。

 

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2月も中旬にさしかかり、各学校、約1カ月後には春休みに入ります。

1月1日に新年を迎えるのと同様に、4月1日に新年度を迎えるときも

新鮮な気持ちになり、『よし、頑張るぞ!』という心境になります。

 

特に、新しく小学校・中学校・高校に入学する新入生の皆さんは

これまでとは大きく環境が違う中で生活するようになるので

楽しみ半分、緊張半分のような感じではないでしょうか。

 

新しく物事を始めようとするときは、何よりも『スタートが肝心』です。

スタートダッシュを決めるためには、しっかりと準備をしておくことが必要です。

勉強に置き換えてみると、新学年でスタートダッシュを決めるためには

『1年間の総まとめ&苦手克服』が必要不可欠ということになります。

 

成績を伸ばすために最も大切なことは、『復習』です。

学校で実施される定期テストや実力テストは、授業で学習した中から出題されます。

ですから、一言で言うとテスト対策は授業の復習をすることとも言えます。

前述した『1年間の総まとめ&苦手克服』も、まさに復習です。

 

春休みを有効に活用することが、新年度のスタートダッシュにつながります。

自分自身の現状学力を把握し、優先的に学習すべきことをしっかり見極めて

『1年間の総まとめ&苦手克服』を進めるようにしましょう。

 

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入試本番まで、残り1ヶ月を切りました。

受験対策が順調に進んでいる方もいれば、そうでない方もいることでしょう。

過度に緊張することによって勉強が手につかなくなったり

逆に緊張感に欠け、なかなか集中して勉強できなかったり・・・

 

今回の記事では、入試本番を前に、不安を抱える受験生に対して

『入試直前の今、何ができるのか』ということについて紹介したいと思います。

 

 

【緊張について】

人が緊張するのは、あと少し頑張れば目標に手が届くとき。

諦めているときや、努力しなくても大丈夫だからと油断しているときは緊張しません。

つまり、この時期に緊張するのは当たり前のことで、むしろ良い状態と言えます。

  

また、高校入試の学力検査の最高点は、例年450点前後です。

県内トップの生徒でさえ、50点分は間違えているのです。

高倍率の中堅進学校でも350点前後で合格できると考えると

150点分(50問前後)は間違ってもいいと言えます。

完璧を目指さず、『失敗してもいい』と考えるなど、心に余裕を持つことが重要です。

 

 

【体調管理について】

入試本番までの期間は、一定の勉強時間を確保しながらも

早寝早起きを心がけ、三食しっかり食事や十分な睡眠時間を確保するなどして

生活リズムを整えることが大切です。

 

受験前夜に縁起を担いで、カツなど脂っこく消化が悪いものを食べると

体調を崩し、思考能力に悪影響を及ぼす可能性があるので、避けるようにしましょう。

 

 

【勉強内容について】

この時期に新しい問題集に手を出す必要はありません。

また、すでに理解している単元をさらうのも時間の無駄と言えます。

必要なのは、『自分の苦手な単元だけ勉強する』ということです。

 

しかし、『自分の苦手な単元だけが載っている問題集』は市販されていません。

そこで、自分がこれまで受けてきた模試やテストを見直すのです。

間違った部分だけを解き直して、『なぜ間違えたのか』を確認しましょう。

わからないところがあれば、先生に質問しに行きましょう

 

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青森県公立高校入試では、内申点は中学3年生の12月時点のもので確定します。

そのため、学年末テストは内申点には換算されません。

学校によっては『直前テスト』として、模試の役割を果たすこともあるようです。

テスト範囲は『3年間で習ったことすべて』となっているため

これまで受けてきた定期テストとは、様相が異なっています。

 

高校受験を控える中学3年生にとっては、ちょうど良い腕試しの機会ですし

受験対策と学校のテスト対策が同時にできるということもあって

負担はそれほどないものと思われます。

 

しかし一部の中学校では、1~2月に学習した単元を範囲に設定して

学年末テストを、今まで通りの定期テストとして実施するところもあると聞きます。

学年末テスト対策をするべきか、1・2年生の単元を含めた受験対策をするべきか、

迷ってしまうこともあるかもしれません。

 

どちらを優先して、あるいは重視して対策をするべきかは

受験生の皆さんそれぞれの状況次第で変わってくると思います。

中学3年生の1~2月に学習する新出単元も、入試における頻出単元ですから

安易な考えで、1・2年生の復習だけをするのも危険です。

 

 【英語】 後置修飾・関係代名詞など     【数学】 相似の証明など

 

 

まず、最優先すべきなのは、

『今の自分には何が必要なのか』『目標を達成するためには、今何をするべきなのか』

ということをしっかり考え、もう1度自分自身の現状学力を分析することです。

自分一人ではそこまでできないという方は、お早めにトライまでご連絡ください。

受験までの日数はかなり限られていますが、それでもできることは必ずあります

 

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学年末テストは、1年を締めくくる大事なテストになります。

特に英語や数学といった教科については、

毎回のテストの積み重ねが高校受験における実力となります。

冬に学習する単元は入試頻出単元になることも多いので

しっかり準備をするようにしてください。

 

 

【学年末テスト重要単元→入試頻出単元(英語・数学)】

○ 中学1年生

英語 ・・・ 過去形、現在進行形、疑問詞

数学 ・・・ 平面図形(作図・おうぎ形)、空間図形(体積・表面積)

 

○ 中学2年生

英語 ・・・ 助動詞、比較、英作文(道案内)

数学 ・・・ 平行と合同(角・証明)、三角形と四角形(円周角の定理)、確率

 

 

また、学年末テストは、音楽や保健などといった副教科のテストがあるのも特徴です。

主要5教科に比べて軽視されがちな副教科ですが、内申点にも大きく影響します。

青森県公立高校入試における内申点算出は、(主要5教科+副教科4教科)×3年分です。

つまり、英語で評定5を取ることと、音楽で評定5を取ることは全く同じ価値を持つのです。

 

もちろん、副教科は高校入試における学力検査では課されませんが

内申点が合否判定における重要な要素であるということを考えると

学力検査を受ける時点で、受験生の間で既に差が生まれていると言うことができます。

少しでも有利な立場で受験を戦うためにも、できることは今からしっかりするべきなのです。

 

 合否は学力検査と内申点の合計点ではなく、相関で判定されます。

 

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数学が苦手というよりも、嫌い。

そもそも、やっていて楽しくない。

そんな声を聞くことがあります。

 

そこで、今回は少し数学で遊んでみましょう。

少しでも数学が楽しく思えれば幸いです。

 

 

連続する自然数を10個書いてください。

例)27、28、29、30、31、32、33、34、35、36

この10個の数字の和はいくつになりますか?

 

一瞬で求める必殺技があります。

「5番目の数字の後ろに5を書きくわえる」

ただそれだけです。

例題の場合は、5番目の数字は31なので、後ろに5を加えて315

実際に計算して出した答えと同じになります。

 

何桁の数字でも、このやりかたで和が出ます。

 

例)135、136、137、138、139、140、141、142、143、144

5番目の数字が139なので後ろに5を書き足して「1395」

 

「すごい。面白い」で終わっては数学の勉強になりませんので、種明かしをしましょう。

 

5番目の数字をnとおくと、

順にn-4、n-3、n-2、n-1、n、n+1、n+2、n+3、n+4、n+5となる

(例にあてると、5番目は139なので、1番目の数字は139-4、2番目の数字は139-3になりますね)

これを足すと10n+5となります

つまり、5番目の数字を10倍して5を足すわけですから、

単純に5番目の数字の後ろに5を書き足せば良いわけです。

 

 

このように、簡単な数字遊びでも、数学的な考え方、物の見方を身につけることができます。

みなさんも、数学を楽しみながら学習してみてください。

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