2011年7月24日
愛媛県高校入試に向けた家庭教師サポート
先日中学3年生のご家庭にうかがい受験相談を行いました。
今回は、そのご家庭の学習計画のケースをご紹介いたします。
内申は、1・2年生のが32。3年生も平均程度で推移していました。
高専に向けた対策を希望されており、今までの過去2年間のテスト結果の分析と直近のテスト答案から分析を行い、本人の苦手分野の抽出を行いました。
学校の定期テストは平均以上をキープできているようでしたが、分析の結果、次のような課題と傾向がみられました。
数学:方程式の応用(特に速さ・割合の文章問題)、連立方程式の応用、一次関数の交点など応用、図形の基礎(特に角度)、
合同条件、確率
英語:時制(現在・過去・未来)の区別、助動詞(do・can・mayなど)の意味、単語が学年の40%程度しか憶えられていない、
英文読解のスピードがない、動詞の区別ができていない
国語:小説の読解、主語述語など文法項目が40%の理解、熟語・語彙が30%程度
理科:1分野全般(電流・水溶液・化学変化)、2分野(植物)
社会:地理全般40%(日本の工業・農業、貿易)、歴史30%(江戸時代以降)
≪夏休みの学習計画≫
夏休みの学習時間を1日6時間として計画を作成。
部活がまだ続いているため、
朝2時間学習-午前部活-午後家庭教師+自習 で計6時間の学習
夏休み合計で6時間×40日 240時間の学習計画を作成しました。
現在の実力テスト結果280点 → 目標350点
・8月20日までに基礎分野の演習完了
・8月21日~31日までテストトレーニングで復習(テスト解答力対策)
・テキストは夏期ワークと学校の宿題で繰り返し演習。1-3-7ルールでの学習。
・不明点はFAX家庭教師で解消。FAX用紙はファイリングして教師に提出。
など、いくつかのルールを決めて本人と夏の学習の流れを打合せました。
先日から指導がスタートしましたが、予定よりも生徒さんが頑張っており、数日短縮して基礎分野を終えそうな状況になっています。
高校受験は、基礎学習の徹底とアウトプット(テスト解答力アップ)がこの夏の練習テーマとして良いケースがほとんどです。
夏に基礎を丁寧におこなっておくことで2学期の学習もしやすくなります。
まだ計画を作ってない方は早めにご相談ください。頑張っていきましょう!