2011年10月28日
愛媛県 大学受験 ⑥センター試験対策【数学】
【大学受験】⑥センター試験対策 数学
≪数学ⅠA≫
センター数学ⅠAの大問は以下の分野で構成されています。
■ 方程式と不等式・集合と論理
■ 二次関数
■ 図形と計量・平面図形
■ 確率
<特徴>
ⅠAは数学的な思考力を問われる問題が多く出題されています。
問題が連続しているため、1つのミスで大幅に点数を落とす可能性があります。
<分野別のポイント>
■ 方程式と不等式
2次方程式の解の公式は正確に覚え、速く計算できるように訓練が必要です。
また、複数の不等式を共通に満たす範囲を数直線を用いて考える、などといった基本の解き方を反復し、
確実に解答できるようにしましょう。
■ 集合と論理
必要条件なのか十分条件なのかを判断する方法は、矢印や集合の包含関係を用いると理解しやすいはずです。
命題の真偽から考えるという感覚を意識しながら問題をこなし、習慣化して下さい。
■ 2次関数
2次関数のグラフが軸を中心として線対称であることを利用した最大・最小問題、
2次関数のグラフと2次方程式・不等式の解の相互間の言い換えなどを、グラフで考える習慣を養っていきましょう。
■ 図形と計量・平面図形
三角比の基本公式を身につけることがポイントになります。また、図形問題では自分で図を描いて考えるということを
意識して下さい。大きく図を描き、解き進めていく中で分かった情報を書き込んでいくという習慣を身につけましょう。
■ 場合の数と確率
樹形図などから数え上げの原理を理解することがポイントです。公式に頼り過ぎてしまうと応用力が身につきません。
≪数学ⅡB≫
センター数学ⅠBの大問は以下の分野で構成されています。
■ 三角関数・指数・対数
■ 微分・積分
■ 数列
■ ベクトル
■ 統計
■ 数値計算とコンピューター
※数列・ベクトル・統計・数値計算とコンピューターは選択問題
<特徴>
数学ⅠAを土台としているため、ⅠAの理解が進んでいない状態では、得点を取ることは難しい科目です。
ⅠA同様、問題が連続しているため、一つのミスで大幅に点数を落とす可能性があります。
<分野別のポイント>
■ 三角関数
加法定理を完全にマスターし、適切な式の変形を素早くできるようになりましょう。
加法定理から派生する倍角公式などを丸暗記するのではなく、解答の道程を確認しながら進めて下さい。
■ 指数・対数関数
指数法則、及び対数計算、底の変換の計算を正確に速くできるかがポイントです。
指数や対数の底の大きさによる大小の場合分けや、対数の真数条件などの基本が理解出来たら、
問題演習を繰り返し、計算速度のスピードアップを目指しましょう。
■ 図形と方程式、微分法・積分法
面積の積分計算は、解答に時間を要する問題です。図を描く⇒領域を求める⇒積分計算の流れを
適確にすばやくおこなう必要があります。学習の際に、まずは図を描くことを意識して下さい。
■ 数列
出題テーマが広範囲の分野ですが、いずれの分野においても規則性を考えることが重要です。
具体的に項を書き並べることを意識しながら、問題に取り組んで下さい。
■ ベクトル
内積計算、位置ベクトル、垂直・平行条件、共線条件、共面条件など一つ一つを理解していく必要があります。