2011年11月9日
愛媛県 大学受験 ⑪センター試験対策【世界史・日本史・地理】
≪世界史≫
<特徴>
例年、大問4問構成でそれぞれの設問数が9問ずつ出題されています。
配点は平等配点で大問1つにつき25点です。世界の諸地域の国家や民族についての基本事項を、
時代把握を含めて出題されています。注意点としては、問題文は普段問題として見かけるものではなく、
知らない内容のように見えますが、設問内容は教科書の基本事項からの出題が大部分ですので、
惑わされないようにして下さい。
<対策>
教科書の目次を参照し、各章ごとに区切って、どの時代に自分の弱点があるかをまずは把握しましょう。
目星がついたら、その章を1週間でマスターするなどの目標を決めて学習を進めて下さい。
教科書の太字の部分を暗記することも大事ですが、その前後の文章を読み、
「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「どうした」などのつながり(5W1H)を意識しながら進めて下さい。
地図や写真などの資料集も活用しながら学習を進めるとより効果的です。
≪日本史≫
<特徴>
例年大問6問構成、設問数は合計で36問出題されています。
配点は、大問1・・・12点 大問2・・・18点 大問3・・・18点 大問4・・・17点 大問5・・・12点 大問6・・・23点
となっています。問題の出題内容もオーソドックスで、教科書の内容を基にした出題が大部分です。
<対策>
基本的な対策は世界史と同様です。図版や史料を活用した出題や特定の人物にスポットを当てた出題など、
より深い知識が問われる内容となっているため、過去問や予想問題集で出題傾向に慣れておくことが重要です。
≪地理≫
<特徴>
近年大問6題構成は変わりませんが、設問数は37問(’09年)⇒36問(’10年)⇒35問(’11年)と
1問ずつ減少しています。配点は大問1問につき、16点~18点です。
組合せ式の選択問題が多く出題されていますが、解答に時間を要するため、
時間配分を考えながら問題に取り組むことが重要です。
<対策>
地図や写真、統計など各種資料の読み取りと関連付けた出題の割合が高いため、
教科書や図解・資料集を用いて、主題図や写真などに慣れておくことが重要です。
問題演習をこなしながら、見慣れない資料があれば必ず調べて内容を理解することを心がけましょう。