2012年4月2日
愛媛県 問題集・参考書の選び方・使い方
いよいよ新学期がスタートします。
学習指導要領の改訂により、4月から学習量が相当増えます。
教科書だけで理解をするには限度がありますので、補助教材を活用する必要があります。
但し、教材もただ使えばいいということではありません。
以下に教材の選び方・使い方のポイントを記載しますので、是非参考にして下さい。
(1) 学習参考書の選び方
① 目的・用途・学力レベルなどに合ったものを選ぶ。
② 最終的な決め手は、生徒と教材との相性である。
(内容を見て、自分が理解し易そうかどうかで判断)
(2) 学習参考書の使い方
① いろいろな教材に手を出すのではなく、十分に絞り込んで最適なものを選び、
それを徹底的にマスターすること。⇒ ”絞ったものを徹底的に!”が原則。
② 1冊の教材を3回繰り返すのが基本。
③ 学習内容をマスターする秘訣は、
”知識を深く理解し(質の学習)、繰り返しその知識を使う(量の学習)”こと。
④ 「理解もの」(質の学習)は指導時間中に、
「練習もの」(量の学習)は家庭学習で行うのが原則である。
<<実践編>>
① 準備
・ 分からないことを調べるために、教科書・参考書・辞書などを用意しておくこと。
・ 教材に直接答えを書き込むのではなく、必ず別にノートを用意すること。
・ ノートは答案練習のつもりで書くこと。⇒ ”ノートを充実させる”ことが、教材の使い方の秘訣!
② 単元の要点
・ 基礎知識がかなり不足している場合は、最初に教科書の復習をする こと。
③ 例題学習
・ 最初の段階では、意味が分かったと感じるまで問題文を繰り返し「音読」すること。
・ それができるようになったら、「黙読」だけで意味が分かるようにすること。
・ 解き方が分かったら、見ないで解く練習をすること。
・ ”その問題は、何が分からないと解けないのか?”を明確にすることがポイント!