2014年9月15日
愛媛県 公立中学(松山西・愛教附)入試!その②
みなさん、こんにちは。
家庭教師のトライ愛媛校です。
前回に引き続き愛媛県内の公立中学校(松山西中等教育学校)と
国立中学校(愛媛大学教育学部附属中学校)の違いをお伝えしていきます。
受験校にお悩みの方にご参考になれば幸いです。
[選抜方法]
愛教附・・・適性検査(国語 算数 音楽 図画工作 体育(実技)) 面接 調査書
松山西・・・適性検査 作文 面接 調査書
同じ「適性検査」という試験名ですが中身は大きく違います。
愛教附のペーパーは国語と算数でどちらかというと私立中学入試寄りの問題構成となっています
(※過去問は非公開)。そして体育としてマット運動などの技能試験や、
手のデッサンなどの図画工作の試験もあります。
松山西の「適性検査」は、いわゆる「思考力」を問われる検査内容となっています。
これにより、両校の合格のために必要な対策は全く異なります。
早めに受験校を決めるのが得策かと思います。
[教育カリキュラム]
松山西は中高一貫の6年教育ですが、愛教附は高校受験が必要です。
高校への内部進学優遇制度などは存在しません。
受験選択の際にこの点も良く検討しなければいけないところです。
[進学実績]
前述したように愛教附は高校受験となりますので進学実績も高校名になります。
ある年度を参考にすると、愛教附高13名 松山東92名 松山南6名 松山北8名・・・
となっています。
160名中92名(全体の57.5%)が松山東高校へ進学することになります。
松山西のある年度の国公立大学への進学人数は112名で、全体の70.0%の進学実績となります。
2回に渡ってお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょうか。
もちろんこれだけの情報ではなく、学校の取り組み、部活動、生徒会活動、学校行事、通学・・・など
様々な要素を検討して進学を決定してください。
お子様が納得して目標に向かって頑張る姿勢は、何事にもかえ難い貴重な経験となることでしょう。
トライはそんな皆様のお気持ちを応援し、一緒に目標達成の経験を共有させていただきたいと考えています。
思いたった時が動き出す一番のタイミングです。
その機会を逃した時が「遅かった」と後悔する時です。
お子様の大きな成長のため、トライは一所懸命に頑張ります。
ぜひご相談ください!