教育プランナーブログ

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愛媛県の皆さんこんにちは!
今回は、愛媛県の公立高校社会の傾向と対策についてお届けします。

社会の問題は大問6題の構成となっています。
分野を見ると、 歴史・地理・公民がそれぞれ2題ずつ出題されており、全分野より満遍なく出題されると考えてよいでしょう。

以下、大問ごとの傾向と対策をまとめました。

□大問1 歴史
古代~近世出題で、写真・年表・グラフなどの資料から様々な問題が出題されているのが特徴です。
出題形式としては、年代並び替え・選択式・記述式解答問題とオーソドックスな形式ですが、
近年は記述式解答の割合が増加する傾向にあります。
歴史については、時代の流れをまずしっかりと押さえ、年表ベースで暗記することがポイントです。

□大問2 歴史
大問2も歴史です。近代~現代の範囲で、ここでも資料から問題が出題されています。
この範囲では、明治維新~第二次世界大戦までが頻出といえますので、しっかり押さえておきましょう。
その中でも特に、鎖国の終焉以降の日本と列強諸国との関わり、朝鮮・中国との関わりについては深く理解しておく必要があります。
また、政治史・選挙制度の歴史など流れもよく出題されています。
文章記述問題も出題されていますので、練習しておきましょう。

□大問3 公民
憲法・国会・内閣・裁判所・地方自治についてなど政治単元からの出題となっています。
知識を問う問題も出題されますが、統計表やグラフから資料の読解、思考をさせる問題の出題があり、対策が必要です。
公民用語の暗記だけでなく、過去問や問題集を使って、思考・短文記述問題の対策もしておきましょう。

□大問4 公民
経済単元からの出題です。産業・景気の変動・為替相場などが頻出です。
大問3同様、統計表・グラフからの読み取りがメインです。日頃から資料・グラフを正確に読み取る意識を持っておきましょう。
公民用語の暗記を行った上で、思考・資料・記述問題の対策も必ず行うようにしてください。

□大問5 地理
日本国内の内容が出題されます。地形の特徴・海流と気候・農業生産額・工業地帯・地域の工業製品出荷額のグラフなどが頻出です。
単に地理用語の知識を問う問題だけではなく、表・グラフ・雨温図などをみて思考させる問題の出題が増加しています。
用語の暗記を行ったうえで、記述式問題の対策をとるようにしてください。

□大問6 地理
世界地理の出題です。世界地図・雨温図・各種統計資料より出題されています。
基本的な雨温図(気候)の特徴、赤道・本初子午線が通る国々、北緯40度の国々など地図帳を使って確認・暗記しておく必要があります。
また、時差の問題も頻出ですので練習が必要です。
その他、主要国の輸出入品目の割合や貿易相手国、南北問題や地球温暖化などの国際問題、国際機関なども整理しておきましょう。

全体を通して、知識の暗記だけでは高得点は望めず、資料の読解や記述式で説明させるタイプの問題に対し、
対策をとっておく必要があります。
社会は出題範囲も広いですので、計画的に学習を進めていきましょう。

記述問題の対策で重要なことは書いてみることです。
資料等を眺め、なんとなく傾向がつかめても、それを言語化できるかが勝負です。
自分なりの解答を書いてみて、何が抜けているのか、どういう表現をするのがよいのかを
身に付けていくことが重要です。
トライなら、資料の見方から言語化までを、双方向のダイアログ学習法で効率よくサポートします!

トライでは、愛媛県公立高校入試の傾向と対策を踏まえた学習計画、指導を実施しています。
来年以降の受験対策はもちろん、現3年生最後の対策もまだ受付中です!
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