教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



愛媛県の皆さん、こんにちは!

家庭教師のトライ 愛媛校です。

今回は一般入試編をお話ししようかと思います。

中でも今回取り上げるのは

面接対策の重要性についてです。

愛媛県の高校の一般入試では受験者全員に面接試験が行われる

ことはご存知かと思います。

しかし、実際に面接の結果が受験の合否に関係してくるのは

全体の30%しかいないことをご存知ですか?

こうなった背景には愛媛県の入試形態の特徴である

「二段階選抜」が大きく関わってきます。

ここで二段階選抜について簡単に説明しておきます。

一段階目ではまず受験者全員を調査書点(通知表の点数)の

順に並べ、募集人員の上位90%を選抜します。

選抜された90%の受験生を当日点(面接は含まない)の

順に並べ、募集人員の上位70%が合格となります。

二段階目は選抜されなかった受験者全員を対象に「調査書点」

「 当日点 」「面接」「部活や生徒会、課外活動など」

これら全てを点数に換算し並べ替え、上位から募集人員の

残り30%を選抜します。

やや複雑ですがここで重要なのは「面接」や「課外活動」が

評価されるのは二段階目からだということです。

定員の70%が「調査書点」と「当日点」のみで決まります。

いかに普段の調査書点の積み重ねが大事か分かりますね。

「では面接対策はあまりしなくていいんじゃないの?」と

思う方もいるかもしれませんがそれは大きな誤りです。

一段階目の選抜基準となる「調査書点」は3年生の2学期まで

のもののため、ここを今から対策することは不可能です。

しかも自分が一段階目を超えられたかは分かりません。

もし段階目へ回された場合に評価対象に加わるのが「面接」

と「課外活動」です。

当然「課外活動」も対策ができない以上、やるべき対策は

「面接」しかありません。

しかも「面接」は準備次第で大きく加点が狙えるため、

調査書点や当日点がやや不足していたとしても

充分巻き返しが狙えます。

具体的にどういった対策をすればよいのかは、来週更新の

ブログにてご紹介いたします。

試験当日までできることはまだまだ沢山あります。

一緒に合格を勝ち取りましょう!

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