2011年10月
2011年10月30日
愛媛県 大学受験 ⑧センター試験対策【理科(生物・地学)】
【大学受験】⑧センター試験対策 理科(生物・地学)
≪生物Ⅰ≫
<特徴>
「細胞」・「生殖と発生」・「遺伝」・「環境と動物の反応」・「環境と植物の反応」の5つの分野から
出題されています。
教科書のレベルを中心とした出題で、60点~65点が平均点として確保できる内容になっています。
基本的な知識問題が約半分程、実験考察問題や遺伝の計算問題が半分程の出題内容となっています。
<対策>
生物は暗記が全てと思われがちの科目ですが、センター試験においては、実験結果から考察する
思考力を必要とする問題、並びに遺伝分野における計算問題も出題されます。
対策としては、遺伝分野の計算問題について数多くの問題をこなし、計算速度を上げて
解答にかかる時間を短縮し、思考力を必要とする問題にかける時間をより多くすることがポイントです。
≪地学Ⅰ≫
<特徴>
第1問が地球物理とプレートテクトニクス、第2問が岩石・鉱物、第3問が地質・地史、第4問が気象、
第5問が天文の各分野から出題されており、平均点60点が確保できる内容となっています。
<対策>
教科書の図やグラフが、試験に出題されています。教科書を徹底的に理解・暗記することで高得点が狙えます。
教科書を10周するつもりで、何度も反復して下さい。
また、図やグラフを正確に読み取るためには、それを自分でノートなどに書いてみることが大切です。
ただ見ているだけでは理解は出来ません。実践してみてください。
2011年10月29日
愛媛県 大学受験 ⑦センター試験対策【理科(化学・物理)】
【大学受験】⑦センター試験対策 理科(化学・物理)
≪化学Ⅰ≫
<特徴>
教科書内容を中心とした基本レベルの問題が出題されています。
第1問と第2問が「物質の構造」、「熱化学」、「酸と塩基」、「酸化還元・電池・電気分解」、第3問が「無機化学」、
第4問が「有機化学」という構成で合計28~29問、60~65点が平均点として確保できる内容となっています。
知識を問うだけの単純な問題はあまり出題されておらず、応用力がついていなければ解けない問題
が多数出題されています。
<対策>
問題量が多い割に試験時間が短いため、素早い計算力と判断力が必要です。
今までに受けた模試の結果から、得意分野と苦手分野がはっきり出てきていると思いますので、
苦手分野については、教科書・参考書に戻り、理屈を理解した後に模試のやり直しをしましょう。
苦手分野の克服がある程度出来た段階で、次はタイムトライアル方式で、解く時間を半分にするという
目標を掲げ演習を続けて下さい。
≪物理Ⅰ≫
<特徴>
「力学」「電磁気」「波動」の3分野から出題されています。大問4題からなる計25~27問程度の設問を
60分間という短い試験時間で解答する内容となっています。
単純な数式・数値の計算だけではなく、文章の正誤を選択する問題、正しい図やグラフを選択する問題など
物理現象が正しく理解出来ているかを問う出題もあります。
<対策>
センター試験の出題内容は、教科書に載っている基本的な現象であることが多く見受けられます。
よって、模擬試験等で、問題の解答だけチェックするのではなく、それに関連した内容を全て考察する
ことが重要です。
問題で出てきた用語の定義を教科書に戻って再度チェックする、数字を変えてその結果を吟味して
みるなどが有効な対策です。分野は幅広く出題されます。教科書の内容の理解を隅から隅まで
徹底して行いましょう。
2011年10月28日
愛媛県 大学受験 ⑥センター試験対策【数学】
【大学受験】⑥センター試験対策 数学
≪数学ⅠA≫
センター数学ⅠAの大問は以下の分野で構成されています。
■ 方程式と不等式・集合と論理
■ 二次関数
■ 図形と計量・平面図形
■ 確率
<特徴>
ⅠAは数学的な思考力を問われる問題が多く出題されています。
問題が連続しているため、1つのミスで大幅に点数を落とす可能性があります。
<分野別のポイント>
■ 方程式と不等式
2次方程式の解の公式は正確に覚え、速く計算できるように訓練が必要です。
また、複数の不等式を共通に満たす範囲を数直線を用いて考える、などといった基本の解き方を反復し、
確実に解答できるようにしましょう。
■ 集合と論理
必要条件なのか十分条件なのかを判断する方法は、矢印や集合の包含関係を用いると理解しやすいはずです。
命題の真偽から考えるという感覚を意識しながら問題をこなし、習慣化して下さい。
■ 2次関数
2次関数のグラフが軸を中心として線対称であることを利用した最大・最小問題、
2次関数のグラフと2次方程式・不等式の解の相互間の言い換えなどを、グラフで考える習慣を養っていきましょう。
■ 図形と計量・平面図形
三角比の基本公式を身につけることがポイントになります。また、図形問題では自分で図を描いて考えるということを
意識して下さい。大きく図を描き、解き進めていく中で分かった情報を書き込んでいくという習慣を身につけましょう。
■ 場合の数と確率
樹形図などから数え上げの原理を理解することがポイントです。公式に頼り過ぎてしまうと応用力が身につきません。
≪数学ⅡB≫
センター数学ⅠBの大問は以下の分野で構成されています。
■ 三角関数・指数・対数
■ 微分・積分
■ 数列
■ ベクトル
■ 統計
■ 数値計算とコンピューター
※数列・ベクトル・統計・数値計算とコンピューターは選択問題
<特徴>
数学ⅠAを土台としているため、ⅠAの理解が進んでいない状態では、得点を取ることは難しい科目です。
ⅠA同様、問題が連続しているため、一つのミスで大幅に点数を落とす可能性があります。
<分野別のポイント>
■ 三角関数
加法定理を完全にマスターし、適切な式の変形を素早くできるようになりましょう。
加法定理から派生する倍角公式などを丸暗記するのではなく、解答の道程を確認しながら進めて下さい。
■ 指数・対数関数
指数法則、及び対数計算、底の変換の計算を正確に速くできるかがポイントです。
指数や対数の底の大きさによる大小の場合分けや、対数の真数条件などの基本が理解出来たら、
問題演習を繰り返し、計算速度のスピードアップを目指しましょう。
■ 図形と方程式、微分法・積分法
面積の積分計算は、解答に時間を要する問題です。図を描く⇒領域を求める⇒積分計算の流れを
適確にすばやくおこなう必要があります。学習の際に、まずは図を描くことを意識して下さい。
■ 数列
出題テーマが広範囲の分野ですが、いずれの分野においても規則性を考えることが重要です。
具体的に項を書き並べることを意識しながら、問題に取り組んで下さい。
■ ベクトル
内積計算、位置ベクトル、垂直・平行条件、共線条件、共面条件など一つ一つを理解していく必要があります。
2011年10月27日
愛媛県 大学受験 ⑤センター試験対策【国語(現代文・古文・漢文)】
【大学受験】⑤センター試験対策 国語(現代文・古文・漢文)
国語の学力は一朝一夕で身につくものではありませんし、勉強の成果が感じられずに勉強が継続して出来ないという方も多いと思います。しかし、それが国語というものです。費やした時間に正比例して成績が伸びるということはありませんが、
コツコツ演習を続けていくことで、ある時期に読解方法が身につき、
問題が理解できるようになる瞬間が訪れます。
そして、一度要領を得ることが出来ると落ちることはほとんどありません。
その瞬間が来るまで我慢強く演習を続けて下さい。 「継続は力なり」この言葉は国語の学習に最も当てはまります。
≪現代文の勉強方法≫
コツは、『迷ったら正解を見る』ということです。
現代文の練習をある程度続けていけば、選択肢の内2~3個は間違いであると判断できるようになってきます。
問題は、そこからどうやって正解の選択肢を選び出すかです。 微妙な選択肢はどちらも完全な間違いとは言えません。
間違いの理由も微妙なので、読み間違えることはめずらしくありません。
そこで、選択肢を絞り込んでどうしても選べないといった状況になった場合は、正解を見て下さい。
その状態で選択肢を読めば冷静に間違いの根拠を探すことができるはずです。
間違いだとわかって読めば、どの部分が違うのかを探すのは難しくありません。
この練習を続けていくことで、最後の最後にどこで判断を下せばいいかがわかってきます。
間違い探しはどういう間違いがあるかを知っているのと知っていないのでは大きな差があります。
現代文の練習は間違いのパターンを積み上げていくことがとても重要です。
≪古文の勉強法≫
古文のポイントは、「本文に書かれていない部分を読み取ること」です。
人物関係や、ある状況に対する心情を読み取る力というのは、
文法の勉強ばかりやっていても身につくものではありません。
本文を読み込み、問題をどれだけ多くこなすかがカギです。
ある程度の文章をこなしていけば、「どういうテーマの文章なのか」で、
状況や心情の理解はかなり楽になってきます。古文の解説を読むと、
「本文に書かれていない内容で、読み取らなければならない事柄」というのが多くなっています。
正しい勉強法を行えば高得点を獲得出来る科目です。苦手意識を持たずに勉強を続けて下さい。
≪漢文の勉強法≫
漢文の勉強のポイントは、「漢字の知識」と「書き下し文まで持っていくために必要な句法」をマスターすることです。
漢文の読解で大切なのは、
「漢字の意味にとらわれすぎないこと」
「意味が途中でわからなくてもとりあえず最後まで読んでみること」
「漢詩の部分は韻を除いて(基本的に)スルーすること」
です。センター試験の場合には本文のままだと読み取れない内容でも、選択肢で訳がほぼわかります。
本文がわからなくても読みすすめて、ポイントさえ理解できれば何とかなる場合が多いです。
文章のレベルも難解なものはありません。国語の中では、最も高得点の獲得が期待できる分野です。
2011年10月25日
愛媛県 大学受験 ④受験対策法!
今回のテーマは「受験対策法」です。
受験生の皆さんは、既に様々な対策を取りながら受験勉強に励んでいると思います。
今回は「家庭教師のトライから受験生へのアドバイス」という形でお送りしたいと思います。
①入試までにやるべきことを明確にする!
毎日の受験勉強が「なんとなく時間だけやっている」というものにならないよう、各教科、受験までに習得すること(例えば、参考書や問題集)を決め、それを受験までの日数で割り、毎日そのノルマ分だけ勉強していく、ということです。机に向かって「今日は何の勉強をしようか」と考える時間がなくなりますし、受験目前の‘やり残し’もなくなります。
②一教科の勉強を長時間続けない!
長時間同じ勉強を続けていくと集中力の持続も難しく、著しく効率が落ちてしまいます。大体一時間のサイクルで、別の教科の勉強に切り替える方がよいでしょう。また、理系科目と文系科目を交互に勉強するとより良いです。
③過去問対策はすぐにやるべし!
基礎の復習が終わってから過去問対策を・・・と考えている受験生もいると思います。今の時期から過去問を解き、出来ていない問題をしっかりと把握して日々の勉強につなげることが重要です。現状〇〇点なので目標点数まで〇点などが明確に分かり、モチベーションも上がります。
④模試の見直しは週末に一気にやる!
これからは毎週センタープレ模試が学校などで実施されます。週末に全科目を見直し次週の学習ポイントを定めるようにしましょう。模試を活用して学習ポイントを絞ることで、「今日は何の勉強をしよう・・・」という効率の悪い学習を避けることができます。
受験まであと2ヶ月の追い込み時期になりますが、短期間でも数十点のUPは可能です。
上記のアドバイスを参考に受験勉強に励んで下さい。
今回は、愛媛県内の大学別センター試験得点率並びに受験偏差値についてご案内致します。
【大学受験】③大学別センター試験得点率並びに受験偏差値
<<愛媛大学>>
◆前期試験
学部・学科 | センター試験 | 二次試験SS | ||
得点率 | 得点(満点) | |||
法文(全日制) | 総合政策 | 69% | 520(750) | 54 |
人文 | 74% | 590(800) | 54 | |
法文(夜間) | 総合政策 | 61% | 459(750) | * |
人文 | 65% | 518(800) | 51 | |
教育 | 学校-基礎・実践 | 71% | 637(900) | 56 |
学校-保健体育 | 66% | 590(900) | * | |
特別支援教育 | 67% | 599(900) | 55 | |
総合人-国際理解 | 69% | 622(900) | 55 | |
総合人-生活環境 | 65% | 588(900) | 54 | |
総合人-情報教育 | 64% | 573(900) | 50 | |
総合人-人間社会 | 64% | 577(900) | 54 | |
スポーツ健康科学 | 69% | 345(500) | * | |
芸術-音楽文化 | 65% | 196(300) | * | |
芸術-造形芸術 | 64% | 320(500) | * | |
理 | (数学受験) | 67% | 472(700) | 52 |
(物理受験) | 67% | 468(700) | 51 | |
(化学受験) | 68% | 476(700) | 49 | |
(生物受験) | 68% | 477(700) | 53 | |
(地学受験) | 62% | 431(700) | 50 | |
医 | 医 | 85% | 468(550) | 66 |
看護 | 74% | 516(700) | * | |
工 | 機械工 | 65% | 389(600) | 50 |
電気電子工 | 65% | 388(600) | 50 | |
環境建設-土木工 | 60% | 422(700) | 47 | |
環境建設-社会デ | 59% | 443(750) | 47 | |
機能材料工 | 61% | 368(600) | 50 | |
応用化学 | 65% | 390(600) | 49 | |
情報工 | 65% | 388(600) | 51 | |
農 | 生物資源 | 68% | 614(900) | 52 |
◆後期試験
法文(全日制) | 総合政策 | 79% | 393(500) | * |
人文 | 80% | 562(700) | * | |
法文(夜間) | 総合政策 | 71% | 353(500) | * |
人文 | 73% | 509(700) | * | |
教育 | 学校-基礎・実践 | 74% | 666(900) | * |
総合人-生活環境 | 68% | 608(900) | * | |
スポーツ健康科学 | 69% | 345(500) | * | |
理 | 数学 | 74% | 515(700) | 51 |
物理学 | 75% | 634(850) | 51 | |
化学 | 75% | 638(850) | * | |
生物学 | 73% | 622(850) | * | |
地球科学 | 65% | 550(850) | * | |
医 | 医 | 89% | 797(900) | * |
工 | 機械工 | 72% | 431(600) | 51 |
電気電子工 | 70% | 523(750) | 51 | |
環境建設-土木工 | 67% | 736(1100) | 51 | |
環境建設-社会デ | 60% | 660(1100) | * | |
機能材料工 | 68% | 474(700) | 51 | |
応用化学 | 75% | 597(800) | 52 | |
情報工 | 68% | 408(600) | 52 | |
農 | 生物資源 | 75% | 672(900) | * |
<<愛媛県立医療技術大学>>
学部・学科 | センター試験 | 二次試験SS | ||
得点率 | 得点(満点) | |||
保健科学 | 看護 | 64% | 449(700) | * |
臨床検査 | 70% | 626(900) | * |
◆後期試験
保健科学 | 看護 | 69% | 484(700) | * |
学部・学科 | センター試験 | 二次試験SS | ||
得点率 | 得点(満点) | |||
経済前期B | 経済 | 77% | 308(400) | * |
経営前Aセ併 | 経営 | 82% | 246(300) | 49 |
経営前期B | 経営 | 73% | 438(600) | * |
人文前期B | 英語英米文 | 70% | 560(800) | * |
社会 | 72% | 432(600) | * | |
法前期B | 法 | 76% | 456(600) | * |
薬前期Aセ併 | 医薬-6年制 | 68% | 135(200) | 51 |
薬前期B | 医薬-6年制 | 60% | 360(600) | * |
学部・学科 | センター試験 | 二次試験SS | ||
得点率 | 得点(満点) | |||
人間健康福祉 | 社会福祉-社会福 | 47% | 94(200) | * |
社会福祉-介護福 | 44% | 88(200) | * | |
健福マ-福祉マネ | 42% | 84(200) | * | |
健福マ-健康スポ | 44% | 88(200) | * | |
人間社会 | 46% | 92(200) | * |
学部・学科 | センター試験 | 二次試験SS | ||
得点率 | 得点(満点) | |||
人文科A | 心理子ども-心理 | 46% | 92(200) | * |
心理子ども-子 | 57% | 114(200) | * |
※医療技術大学の二次試験は小論文・面接のため二次試験SSは無し
※松山大学(併用型受験除く)・聖カタリナ大学・松山東雲女子大学については、センター試験利用入試の場合の得点率
私立3大学の一般入試偏差値は以下の通りです。
<松山大学>
経済学部 SS48 / 経営学部 SS47 / 人文学部英語 SS51
人文学部社会 SS49 / 法学部 SS50 / 薬学部 SS46
<聖カタリナ大学>
人間健康福祉学部 SS37
<松山東雲女子大学>
人文科学部 SS36
2011年10月17日
愛媛県 大学受験 ②入試の動向と形式
今回は、大学入試②入試の動向・形式についてご案内致します。
【大学受験】②入試の動向・形式
<愛媛県内各大学毎試験日程と試験形式>
大学名 | 一般入試 | 試験形式 |
愛媛大学 | 前期2月25日 後期3月12日 | 記述式 |
松山大学 | Ⅰ期1月22日・23日 Ⅱ期2月11日・12日 | マークシート式 |
医療技術大学 | 前期2月25日 後期3月12日 | 小論文・面接 |
聖カタリナ大学 | A日程1月25日 B日程2月25日 C日程3月16日 | 記述式 |
松山東雲女子大学 | A日程1月24日 B日程3月5日 | 記述式 |
※センター試験日程 1月14日・15日 |
<平成24年度大学入試におけるTOPIX>
平成24年度愛媛大学入学者選抜における大学入試センター試験の選択教科・科目の取扱いの変更について
センター試験の選択教科・科目の取扱いが、平成24年度入試から一部変更されます。詳しくは下記をご参照ください。
(変更前)
大学入試センター試験において、学部・学科等の指定した教科・科目の範囲内で受験を要する科目数以上を受験しているときは、高得点の科目を採用する。
(変更後)
大学入試センター試験において、学部・学科等の指定した教科・科目の範囲内で受験を要する科目数以上を受験しているときは、高得点の科目を採用する。 ただし、「地理歴史、公民」と「理科」のいずれか又は両方において1科目のみが採用される場合、2科目受験者については、第1解答科目を採用する。
※この変更は、大学入試センターが発表した平成24年度大学入試センター試験の実施方法等に基づいて、「地理歴史,公民」と「理科」における1科目受験者と2科目受験者の公平性確保のために行うものです。
※平成24年度大学入試センター試験において「地理歴史、公民」又は「理科」の試験時間に2科目を受験した場合、解答順に、前半に受験した科目を第1解答科目、後半に受験した科目を第2解答科目と呼びます。
各大学毎の募集要項については、各大学のホームページなどををご参照下さい。
2011年10月13日
愛媛県 大学受験 ①志望校の選択ポイント
今回のブログより、大学受験編をスタートします。
ぜひ参考にして下さい。
【大学受験】 ①志望校の選択ポイント
志望校を選択するときのポイントは、大きく以下の4つがあります。
①大学で何を学びたいのか
②国公立大学なのか私立大学なのか
③どのエリアから選ぶのか
関東圏なのか、関西圏なのか、中四国圏なのか、愛媛県から離れたくないのか(就職事情も考慮)
④大学の入試偏差値はどの程度か
この中で一番重要なポイントは①です。
Ⅰ:「将来就きたい職業は何か」 ⇒ 「どの学部・学科で学べば希望の職業に就くことができるのか」
Ⅱ:「どんな分野・科目に興味を持っているか」 ⇒ 「その分野を学ぶことでどんな職業に就くことができるのか」
将来の希望職種が決まっている人は、Ⅰのパターン、職種が決まっていない人はⅡのパターンで検討して下さい。
ポイントは、大学名ではなく学部・学科から先に決めることです。
学部・学科を決めてから、②⇒③⇒④の順番で自分自身の状況や条件に合う大学を選択すると良いでしょう。
大学は、あなたの将来へのワンステップです。
最初から入試難易度で大学や学部を選ぶのではなく、自分の人生設計を考えた上で選択して下さい。
①~④の順で大学、学部・学科を絞っていき、志望校を決めることができれば、受験に必要な科目がわかります。
そうすることで、勉強すべき科目を絞ることができるので、受験勉強がしやすくなります。
大学の志望先選択は早目に(高2の夏までには)取りかかって下さい。
早めに志望校を詮索することで、早めに受験対策をスタートすることができます。
次回は、大学入試の動向・形式についてご案内致します。
2011年10月6日
愛媛県県立高校入試 【国語】④作文 傾向と対策
前回に引き続き、高知県県立高校入試 【国語】の傾向と対策をご案内致します。
是非今後の勉強の参考にして下さい。
【国語】出題傾向④作文
毎年国語の試験とは別枠で、作文作成の時間が設定されています。
原稿用紙1枚(300字以上400字以内)を完成させるという内容です。
配点は、全体の50点中8点あります。
過去5年間の出題傾向は以下の通りです。
≪出題内容≫
平成23年度 ・・・・ テーマ作文
(情報伝達手段について、体験したことを踏まえて、あなたの立場・その理由を述べる)
平成22年度 ・・・・ 課題作文
(4つのことわざから一つ選択し、あなたの体験をもとにして、感じたことや考えを述べる)
平成21年度 ・・・・ 課題作文
(正月・夏休み・祭り・運動会から一つ選択し、あなたの体験をもとにして、感じたことや考えを述べる)
平成20年度 ・・・・ 課題作文
(まごころ・ふれあいから一つ選択し、あなたの体験をもとにして、感じたことや考えを述べる)
平成19年度 ・・・・ 課題作文
(継続・進歩から一つ選択し、あなたの体験をもとにして、感じたことや考えを述べる)
原稿用紙1枚を25分間で完成させないといけません。
また、採点をする人が内容が分かるように表現しないといけませんのでぶっつけ本番で出来る内容ではありません。
日頃から、自分が体験したことについて深く考え、意見や感想を原稿用紙にまとめる訓練を積んでおきましょう。
今回で【国語】の傾向と対策は終了です。
国語は、あまり勉強していないという方が多い科目ですが、きちんと対策を取れば、高得点が期待できる科目です。
ポイントは、問題演習を数多くこなすこと。シンプルですが、最も効果的な対策です。
入試まであと6ヶ月を切りました。
結果が出ずに不安な方、勉強方法が未だに分からないという方、トライには今まで蓄積してきたノウハウがあります!
まだ志望校合格の可能性を諦めるのは早いです。すぐにお問い合わせ下さい!
2011年10月5日
愛媛県県立高校入試 【国語】③古文 傾向と対策
前回に引き続き、愛媛県県立高校入試 【国語】の傾向と対策をご案内致します。
是非今後の勉強の参考にして下さい。
【国語】出題傾向③古文
古文については、毎年大問5で出題されています。
配点は、全体の50点中8~10点ありますので、対策をきちんと取るべき内容です。
過去5年間の古文の出題傾向は次の表の通りです。
分類 | 単元・系統 | 頻出度合 | H23 | H22 | H21 | H20 | H19 |
古文 | 仮名遣い | A | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
内容吟味 | A | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
文の大意・要旨 | A | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
情景・心情理解 | C | ○ |
毎年、記述式の問題が多く出題されています。
古文は苦手という方が多い分野ですが、出題されている問題の難易度は、
教科書の基本的事項をおさえておけば解答できるレベルです。
英語と同じで、現代語訳ができるかどうかがポイントです。諦めずに対策をしっかり行いましょう。
次回は、作文についてご案内致します。
入試まであと6ヶ月を切りました。
結果が出ずに不安な方、勉強方法が未だに分からないという方、トライには今まで蓄積してきたノウハウがあります!
まだ志望校合格の可能性を諦めるのは早いです。すぐにお問い合わせ下さい!
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