2014年10月
2014年10月25日
愛媛県 公立高校入試! ~国語編~
今回は、愛媛県公立高校入試の傾向と対策 国語編です。
基本的な問題が出題されます。
特に、漢字・古典・作文で総合点の50%を超えるので、日々の学習が大切です。
【大問1】説明的文章
・適語挿入
・内容把握(主に自立語)
(・熟語の構成 ・四字熟語 ・故事成語 ・ことわざ ・慣用句 の中から1題)
『読解ポイント』
・普段使わない、難しい語句や具体例のあるところ。
・各段落の入口、出口、文章全体の後半部を注意して読む練習が必要。
【大問2】文学的文章
・適語挿入
・内容把握(こちらから、・故事成語 ・ことわざ ・慣用句 が出題されることもある。)
『読解ポイント』
・人の気持ちを表す言葉や会話文に注意して読む練習が必要。
【大問3】漢字の読み
中学内容が中心。※熟字訓の読み方に注意。
【大問4】漢字の書き取り
小5~中2の内容が中心。※送り仮名のある問題に注意。
【大問5】古文
・基本的な内容
(現代仮名遣いに直す・主語挿入・助詞補充・会話文の内容・全体の内容把握)
『読解ポイント』
・あらすじが単純なので、丁寧に読む。特に後半部に注意。
【作文】
自分の体験を通して得た意見・考えを読み手にわかりやすく書く練習が必要。
※体験を前半に記したり、擬態(声)語を用いるのもよい。
※誤字・脱字、乱雑な文字は減点対象になります。
上位校を受験する場合は、漢字・古文・作文は確実に得点できるように、
日々の練習が必要です。(※確実に得点に結びつく問題です。)
読解が苦手な場合、四者択一の記号問題に的を絞るのもよいでしょう。
記述に時間をとられて、全問対応できない事がないように注意しましょう。
2014年10月24日
愛媛県 公立高校入試! ~英語編~
今回は、愛媛県公立高校入試の傾向と対策 英語編です。
教科書で学習した単語・連語・基本構文は毎日必ず練習しましょう。
(原点は教科書です。)
※総得点の80%は、中1、中2の内容になります。
【大問1】絵を見て答える問題(リスニング)
メモをとりながらしっかり聞き取る練習が必要です。
【大問2】長文が流れた後、質問に答える問題(リスニング)
・いつ ・どこで ・誰が ・何を ・どのように (5W1Hの質問に対する答え方)
に関係のある語句をメモをとりながら、聞き漏らさないようにします。
(※疑問文に対しての答え方の例文練習。)
【大問3】文法、英作文
・英文完成(※中2、中3に基本構文を繰り返し練習。)
・整序作文(英作文と同様に繰り返し練習。)
【大問4】対話文
・応答文選択(会話の流れを和訳しながら考える。)
・和文英訳(基本構文の練習。※部分点がある。)
・内容把握(四者択一問題)
・条件英作(基本構文の練習)
【大問5】長文総合
・適文選択(四者択一問題)
・語句補充
・具体的内容指摘(四者択一問題)
・内容一致文選択(七者二択問題)
上位校を受験する場合は、リスニングと記号選択問題でミスがでないよう、
日々、問題集で練習しておきましょう。(※総得点の約80%です!)
また、英作文に関しては部分点があるので、全文書けなくても1語でも多く書く練習をしておきましょう。
(※構文練習は、不定詞(動名詞)、現在完了、関係代名詞、分詞の形容動詞用法、助動詞を中心に。)
2014年10月22日
愛媛県 公立高校入試! ~理科編~
みなさん、こんにちは。
家庭教師のトライ愛媛校です。
【愛媛県公立高校入試の傾向と対策 理科編】
<小問単元>
過去5年の入傾向を踏まえると、以下の単元がよく出題されています。
①音・光
②電気分解
③消化・血液循環
④天気
浅く広く、各分野から出題されます。
[音・光]
理科が苦手な子はこの単元で苦しみます。過去問でもこの分野は、計算と作図が両方、出題されています。
音の計算問題は、公式を覚えるだけでなく、頭の中で、イメージが出来るようにしましょう。
また、先日、青色発光ダイオードの開発で3名の日本人がノーベル賞を受賞しました。
そのため、来年は光が出題される可能性がかなり高いです。
光の分野が苦手な方は、まず光の性質をしっかり勉強してください。
作図ですが、練習してパターンを覚えれば、どんな問題でも対応できます。
実践問題は、ひとつひとつ理解しながら、自分のものにしていきましょう。
[電気分解]
三年前の問題では、塩化銅水溶液の電気分解でした。
この分野のポイントは、実験の手順を踏まえた上で、結果を理解することです。
薬品、器具の名前はもちろん、化学式の理由もきちんと理解しておきましょう。
[消化・血液循環]
教科書をひたすら覚えることが大切です。空き時間を使って覚えることをオススメします。
また、過去問からポイントを押さえておきましょう。
カードを利用したり、赤シートを利用したり、暗記方法にも一工夫入れると苦になりません。
[湿度・天気]
湿度については計算問題、それもグラフから数値を読みとって解く問題が多くなっています。
また、天気については、前線・雲の仕組みを理解し、説明できるようにしておきましょう。
松山東、松山南、今治西、宇和島東など上位校を狙う場合は、
小問集合は解けてあたりまえ。
化学、物理分野でどれだけ差をつけられるかがポイントとなります。
他と比べ特に理解力を必要としますので、苦手な方は、
まず教科書、参考書を読んで仕組みを理解してください。
理解した上で、作図、計算問題に取り組みましょう。
最近、急に寒くなりました。体調管理も受験対策の一つです。
睡眠時間を削るのではなく、限られた時間の中で、学習内容を濃いものにすることが大切です。
勉強に対する不安は、勉強をすることでしか解消されません。
「何から始めたらいいかわからない」という方は、
まず、過去5年間の問題を解き、自分の弱点を理解しましょう。
弱点がわかったら、その分野の教科書を冬休みまでに暗記できるほど読み込んでください。
理屈がわかっていないと、いくら問題を解いても無駄です。
まず、理屈を理解してから、実践問題でひたすら練習しましょう。
努力したら、した分だけ成果は必ず上がります。
本番までまだ少しありますので、他教科ともバランスをとり、計画的に勉強しましょう。
2014年10月17日
愛媛県 公立高校入試! ~社会編~
みなさん、こんにちは。
家庭教師のトライ愛媛校です。
今回は、愛媛県の公立高校入試の社会についてお話しします。
問題は2009~2013年の過去5年間の試験では、大問1~6まであり、全て記述と選択式になっています。
小問数は毎年約45問前後あり、50分の試験時間としては適当な量といえるでしょう。
時間配分にあたり、資料の読み解きや正誤問題などに時間を多くかけすぎない工夫が必要です。
普段の学習から、問題集1ページあたりの時間を決めて、取り組む学習をしましょう。
出題内容は、地理、歴史、公民の3科目です。
【地理】
世界地図や日本地図が提示され、位置、自然、産業、人口などについて問われることが多いです。
日頃から教科書だけでなく地図帳や資料集をうまく活用し、学習するようにしましょう。
【歴史】
写真や年表、グラフの資料から歴史的事象が問われることや、
年代順や時代順に関する問題が多々出題されます。
学習する際に、重要事項を覚えるだけでなく、自分で年表を作成し、
関連人物についても学習する必要があるでしょう。
また、教科書や参考書などの写真や史料にも目を向けてみましょう。
【公民】
統計表やグラフなどが多用されています。中には、読解力や思考力が試される問題が含まれているので、
ここでは確実に点をとりましょう。統計などを使う問題に対しては日頃の学習で慣れておきましょう。
新聞やニュースなどを利用して、時事問題に対する理解も必要です。
教科書を再度読み直し、重要事項など基礎的なことを整理しておきましょう。
そうすることにより、標準の問題に対してのケアレスミスを防ぐことができます。
全体的に、表やグラフ、地図などの図解問題が多くなっている傾向にあります。
定期テストでは単純暗記で解答できましたが、その知識を長期記憶にしていくためにも、
関連して暗記をする学習を心掛けてください。
2014年10月14日
愛媛県 公立高校入試! ~数学編~
みなさん。こんにちは
家庭教師のトライ愛媛校です。
今後、全5回にわたり愛媛県の公立高校入試問題の傾向と
今後の学習方法をお知らせしていきます。今回は、数学編です。
まだ先のようですが、受験日まであと少しです。頑張りましょう。
【愛媛県公立高校入試の傾向と対策 数学編】
公立の問題らしく、中学で学習した内容が広範囲にわたり、基本的な問題が中心に出題されます。
・大問1
正負の数、多項式の加減法、式の展開、平方根
・大問2
連立方程式(文章問題)、二次方程式(規則性・因数分解・解の公式)、
比・反比例(座標・グラフ・式)、空間図形の求積、中央値
・大問3~5
場合の数・確立(サイコロ・コイン・クジ)、規則性、平面図形の角度・作図・証明、
二次関数と図形(面積・長さ・動点)
大問1の完答は当然です。100回挑戦しても100回正解できるようにしましょう。
普段の学習では、「時間制限を設けて挑戦する」ようにしましょう。
設定した時間内で「見直し」までできるように訓練してください。
大問2は基礎問題ではありますが、比例のグラフや中央値など図を作成し読み取ることが必要です。
また近年変更になった「解の公式」を利用した問題は頻出です。
大問3~5
この範囲の1問が合否を分けることになります。「場合の数」など苦手な子も多いと思いますが、
パターンは決まっていますので練習次第では得点源になります。
また作図や証明問題は毎年必ず出題されます。
松山東、大洲、今治西、八幡浜、松山南、西条など上位高を狙う場合は
大問3~5がポイントとなります。
いわゆる、思考力を問われる範囲ですが、苦手問題を作らず
「早く正確に解ける」ことを目標に準備しましょう。