2021年11月
2021年11月16日
点数アップに繋がるノートの取り方
こんにちは!家庭教師のトライ福井校です。
期末テストの点数を上げるために、ノートの取り方・まとめ方を工夫してみませんか?
各科目二つずつノートの取り方、まとめ方について書いていきます。
まずは国語のノートについて紹介したいと思います。
文法や用語などの知識問題を整理するために、知識問題だけを取り出したまとめノートを作ってみるのはどうでしょうか?
覚えたいことを赤やオレンジのペンで書くことで、赤シートなどを使えば隠すことができ繰り返し復習することができます。
国語の問題を解く中で、読解問題を解き直すことよりも
間違った理由を分析し考え方を振り返りそのことをメモしておくことの方が大事です。
国語は毎回問題として引用される文章や設問も異なるため、ただ解き直すだけでは意味がありません。
そのため問題を解いたノートに間違えた理由などをメモするようにしてみましょう。
続いて英語について紹介します。
一つ目は図を使って英語の前置詞の説明をノートに書くことです。
前置詞を言葉で説明しようとすると、一目でどんな前置詞なのかを理解しにくいですが、図を使うことにより視覚的に理解しやすくなります。
二つ目はなかなか覚えられない単語や重要単語などを、持ち運び可能なサイズのノートにまとめてオリジナルの単語帳を作ることです。
単語や品詞、単語の意味、自分なりの覚え方(ローマ字読みのよみがななど)、丸暗記できるくらいの短い例文をまとめるときに書き込みます。持ち運び可能なサイズで単語帳を作れば、通学途中やスキマ時間を活用して覚えることができます。
最後は社会についてです。
歴史に関しては、手間と時間はかかりますが自分で政治的な出来事や文化を一覧できるような自分なりの年表をノートに書いてみましょう。
ノートに絵や資料集をコピーして切ったものなどを入れると、より分かりやすくなります。
時代と時代のつながりを意識しやすくなり、時代の流れを整理することに役立ちます。
授業中のノートの取り方の工夫として、自分なりに気が付いたことを書き込むという方法があります。
例えば先生の余談をマンガにする、面白いと思ったエピソード、自分で気がついたこと疑問点などをノートに書き込んでみます。
マンガやエピソードなどメモをしたものに引っ張られて記憶しやすくなります。
後でメモをしようと思っていると忘れてしまうので、授業中に聞いたことはその場でメモをするようにしましょう。
2021年11月5日
「プレ受験生」のススメ
こんにちは、家庭教師のトライ福井校です。
今回は高校2年生の皆さん必見の内容です。
多くの高校で実施される進研模試ですが、ついに11月から5教科受験がスタートします。
11月は定期試験もありますから、実施時期によっては準備が大変でしょう。
模試のための準備をすることは良いことではありますが、必ずしなければならないわけではありません。
テストと言っても、定期試験と模試では全く意味合いが異なります。
定期試験は皆さんの評定を決めるための要素ですから、できるだけ良い点数を取りたいところです。
残された定期テストの回数も多くはありませんから、1回1回しっかり対策をして臨みましょう。
模試は学力の健康診断のようなものなので、診断結果が実態を正確に表すほど受験目的に合っています。
前日に暗記をして良い成績を取ることに、あまり大きな価値はありません。
(でもこれを書いている私が、健康診断の前日に食事を抜いて体重を軽く見せているのは内緒です。)
ですから11月の模試は、各科目の自分のレベルと、志望大学のレベルとの差を把握することが受験目的で構いません。
但し、受けっぱなしでは勿体無いです。
これを機に「プレ受験生」を始めましょう!
◆「プレ受験生」とは
11月~来年3月までの5ヶ月間に、受験勉強の前倒しを実施することです。
◆「プレ受験生」の目的
高3生の4~7月は何かと忙しく、最も浪人生に差をつけられてしまう時期。
多くの受験生がこの時期に身に付けたい基礎学力を早めに身につけることにより、
最高学年の高校生活の充実と、夏からの浪人生への追い込みを両立を目指しましょう。
◆「プレ受験生」で身につけたいこと
①圧倒的基礎力
基礎的な知識と理解を蓄積し、引き出しを増やしていきましょう。
その結果、問題に応じてそれらを上手に引き出す力が養われます。
バスケットボールで言えばシュート練習がこれにあたり、バスケ漫画の金字塔「スラムダンク」には次のようなシーンがあります。
主人公の桜木花道は自分がチームの勝利に貢献するために何が必要なのか、監督の安西先生に教えを乞います。
「オヤジ、何をすればいいんだ?」
「ほっほっほ。シュート2万本です」
「2万で足りるのか?」→圧倒的!
その日から、花道は来る日も来る日も体にフォームが染み込むまでシュート練習を繰り返しました。
身に付けたシュートの基礎力はすぐには開花しませんでしたが、最終回で高校バスケ界の絶対王者、山王工業にチームが勝利する決定打となりました。
②計画力・実行力
目標に到達するために必要な手順を定めて学習計画を立て、それを着実に実行しましょう。
進めるうえでは次のことに注意しましょう。
・勉強の目的を理解する
何のためにその勉強をしているのか、その教材を使って身に付けたい力は何なのかを理解して学習しましょう。
目的を理解せずに学習すると、単なる作業になってしまう可能性があります。
・優先順位をきめる
必ずしも計画通りに勉強が進むとは限りません。
「青チャートだけは今日中にやる」「通学時間に単語チェックは終わらせる」など、優先順位を決めておきましょう。
・計画に柔軟性を持たせる
しっかり計画を立てても、計画通りに進まないと継続する意志が失われていきます。
計画には余裕を持たせ、多少遅れても取り戻せるような計画にしましょう。
計画の実行の連続が、実行力に繋がります。
③自己調整力
何がわかって何がわからないのか、どうしたらできるようになるか自分を客観視し、それに向かって感情や行動をコントロールする力です。
自己調整力を高めるために参考になるのが、解決志向アプローチの中心哲学、3つのルールです。
ルール1 上手くいっているなら、変えようとするな
ルール2 一度でも上手くいったなら、またそれをせよ
ルール3 上手くいかないなら、何か違うことをせよ
「なぜできないのか」と原因を探るのではなく、「そうしたらできるようになるか。何が必要なのか。」と、ひたすらに解決方法を探っていく考え方です。
何でやる気にならないのかと後ろ向きに考えるのではなく、どうしたらやれるか、やるために必要なものは何かとポジティブに考える志向が受験生に適しています。
◆プレ受験生に最適な「オンライン・コーチング」
オンラインコーチングとは、授業を行う先生とは別に生徒様をサポートする専門のコーチがつき、
生徒様一人ひとりについて学習の進捗状況などの学習マネジメントを行うサービスです。
ご希望に合わせた受験勉強プランも設計してくれるので、勉強をすることだけに専念できます。