2013年5月3日
福岡県 学力テストについて
福岡県のみなさん、こんにちは。
小学6年と中学3年が対象の文部科学省の
「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)が4月24日に一斉に行われました。
福岡県内でも、24日全国学力テストが行われ、公立校は1108校が参加しました。
小学6年の約4万6千人と、中学3年の約4万5千人が国語と算数・数学のテストを受けました。
過去の成績を分析して課題が残った内容や、子供たちに身近な題材が多く取り上げられたようです。
小学校国語は「事実に対する自分の考えを、根拠を明確にして書く」
中学数学は「問題解決の方法を数学的な表現で説明する」など
過去に正答率が低かった内容が反映されていました。
テストは基礎知識を問うA問題と、知識の活用力を見るB問題に分けて出題。
身近な題材として、小学校算数Bで、
サッカー女子ワールドカップで「なでしこジャパン」の優勝前後で国内リーグの観客動員数がどう変化したか
を考えさせる問題がありました。
他教科と関連した設問もあり、中学数学Bで黄金比を取り上げた問題では、
美術と関連付けて、海外の歴史的建造物を登場させました。
小学国語Aで鉄道利用マナーの向上を訴えるポスターを扱ったことは、道徳を意識したとしています。
文科省が成績を集計し、夏に都道府県別の平均正答率を公表する予定です。
一方、九州では唯一佐賀県が国の集約結果を待たずに採点を行い、5月下旬までに
県独自に集計するそうです。早期に結果を把握し、授業や指導法の改善に活かすためとのことです。
問題・解答を公表しているHPもありますので、皆さんもこれを機に再度見直してみましょう!