2013年10月9日
福岡県 中学入試の傾向と対策 ~国語編~
家庭教師のトライ 福岡本部です。
今回のテーマは、中学入試対策~国語~です。
受験国語で点を取るためには、「言葉力」・「精読力」・「解答力」の3つの力が必要です。
言葉力・・・どれだけ多くの言葉を理解しているか。
単に知っている語数が多いとか辞書的な意味を知っているということではなく
言葉の意味合いを正しく把握していることが必要です。
精読力・・・文章の内容が読み取れているか。
「筆者の言いたいことは何か?」・「この物語で伝えたいことは何か?」
という文章のテーマをしっかりとらえる力です。
解答力・・・設問の意図を読み取り、問われていることに正確に答える力。
受験国語では「なぜこの設問があるのか?」・「何を答えさせたいのか?」を考え
作問者が意図していることをつかみとることが正解にたどりつくために重要です。
<福岡県私立中学別傾向>
*明治学園中学
小説文,漢字・語句,随筆文,説明文の大問四題構成。
設問も記号,書き抜き,記述と出題されており,バランスのとれた問題構成。
指定字数の多い記述問題有り。幅広い国語力が問われる。
*福岡教育大学附属中学
二題構成。昨年は一に詩とその解説文、二に説明的文章が出題。
一問目は、解説文をしっかりと読み取り、詩との関連性を把握する必要。
二問目は、本文中に図表が出題された。本文を丁寧に読み取り、その文脈に対応させて、
図の意味を理解する力が求められた。