2017年1月17日
福岡県 2次試験に向けての勉強の仕方
センター試験お疲れ様でした。
これから2次試験に向けて皆様に取り組んでもらいたいポイントを3点お伝えします。
①受験校の過去問題をまずは1年分解き、目標点までの差分を出す
まずは現段階で自分が何点取れる力があるのか把握することが大切です。
同時に各大問ごとに点数を出し、苦手単元も洗い出してあげると良いでしょう。
②志望大学の頻出単元・自分の苦手単元を総復習する
大学ごとに出題傾向や配点、頻出分野は異なります。対策期間が短いからこそ
出題率が高い問題から効率よく攻めていくことが大切です。
また同時に自分の苦手な単元は克服できる最後のチャンスとなります。
新しい問題集に手を出すのではなく、自分がこれまで扱ってきた参考書を解き直すことで
苦手単元を克服しましょう。
③第一志望校と併願校それぞれの出題傾向を押さえる
先ほども述べたように、出題範囲が膨大となる国公立二次試験ではいかに効率よく学習するかが
大きなカギとなります。出やすい問題は確実に押さえ、得点源にするために
最低でも5年分は過去問題を解き、出題傾向を押さえましょう。
例えば、九州大学の英語の試験では読解問題と言っても、下線部の内容説明と和訳の問題が頻出します。
このことは英語の読解力と精密性の他に、日本語で簡潔にまとめる国語力も問われることを示しています。
この傾向を知っているのと知らないのとでは後に雲泥の差が生まれます。
しっかり傾向を把握していきましょう。
今の自分には何が一番必要か見極め、捨てる勇気も必要です。
また事前に何をどのペースで解いていくか、どんな問題なら後回しに
して解くかなど、受験当日の戦略を立てながら取り組むようにしていくと効果的です。
受験まであと残りわずかです。悔いの残らぬよう、
最後まで諦めず突き進んでもらいたいと思います。
みなさんの成功を心より祈っています。