教育プランナーブログ

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3/8(水)福岡県内公立高校101校で一般入試が行われました。

難易度は前年と同じ難易度でしたが、年々「思考力・判断力」が問われる問題は増えてきています。

予想平均点については数学・英語・社会の難易度は下がり平均去年を上回ることが予想され、

国語と理科は昨年よりは平均点は下がるとと予想されます

<英語>

インタビューのやりとりを読み、「あなたはどんな質問をするか?」

状況に応じた文章を英語で答える問題が出題されました。

内容自体は読みやすい問題でしたが、自分の言葉で書くという点では、基本的な質問に対する答え方、

また簡単な会話文を英文で書く練習をしておく必要があると感じました。

大問3の長文ではメールのやりとりの中から、質問の答えとなる言葉を抜き出す問題、

適語補充、内容一致の問題が出題されました。長文自体はここ数年でも短い文章で読みやすい文章でしたが、

メールのやり取りが長文でも出題されたことから、会話表現の重要性と1年~2年で習う

基本的な文法・単語の理解が必要と感じます。

また、大問4の英作文は福岡の特徴でもある英作文を指定された語数で書く英作文の問題でしたが、

留学生に「私たちの学校の良いところ」を紹介する分を書くというシンプルな問題で、

これも難しい文法・単語を使わなくても現在形・過去形・未来形で対応できる内容でしたので、

来年に向けて基本文法・単語の復習の大切さを認識できました。

次期受験生の中学2年生でも8割くらいは読み書きできる問題でしたのでぜひ入試問題に

チャレンジしてみることをお勧めします。

<数学>

また、数学に関しては大問1~大問2は例年通りでした。

連立方程式は近年割合の問題がよく出題されていましたが、今年はみかんとりんごを

一定個数袋で買った時の料金からそれぞれの個数を求める問題でした。

難易度も高くないため、文章題も難問を解くことも大切ですが、

こういった基本的な文章題をきちんと理解することの方が得点に繋がると感じます。

大問3の規則性の問題は年々複雑になってきています。ただし、ヒントも多いため、

その文章をしっかり読みとる力、国語力も数学には必要になります。

大問4も同様、比例と一次関数の複合問題が今年も出題されましたが、

2年までに習う比例の式の立て方、1次関数についても2つの点から関数の式が求められれば

全問正解できる問題です。

毎年そうですが、トップ校を目指すのであれば、大問5平面図形、大問6の空間図形

ここは大きな差が出るところです。

特に空間図形は(1)のねじれの位置を問う問題は出題率が毎年高いので、絶対に押さえること。

その後の体積や線分は難易度も高いため、ここは理解・演習ともに充分対策が必要です。

ただし、数学も図形を除けば2年生までに習った単元が多いこと、基本的な問題が多く

出題されているため、来期に向けて、まずこの春総復習をすることがお勧めです。

受験までちょうど残り1年ですが、1日でも早く受験対策することで

ライバルに差をつけていきましょう!

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