教育プランナーブログ

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福島県立高校入試のⅠ期選抜が終わり、結果通知が行われていることと思います。

内定発表は10日予定です。

ところで、今年のⅠ期選抜は定員をはるかに上回る志願者が集まり、全日制のⅠ期定員に満たなかった高校はわずかに2校だけだったのですが、2月17日に発表されるⅡ期の志願状況が気になるところです。

自分の志望校の動向は必ず確認しましょう。

さて、福島県の公立高校入試で必ず出題される古典ですが、みなさんは古典に対してどのようなイメージを持っていますか?

なかなか

身近に感じることが出来なく、手こずる方もいるのではないでしょうか。

私が中学生の時の国語の教師が教えてくれたのが、「いろは詩」です。

いろは詩は、全ての仮名を使いながら意味のある詩となっており、さらに今様という七五調四句になっています。

『いろはにほへと ちりぬるを(色は匂へど 散りぬるを)

わかよたれそ つねならむ(我が世誰そ 常ならむ)

うゐのおくやま けふこえて(有為の奥山 今日越えて)

あさきゆめみし ゑひもせす(浅き夢見じ 酔ひもせず)』

表面的に読むだけではなく、意訳をすることにより涅槃経にもなると教えられました。

『香りよく色美しく咲き誇っている花も、やがては散ってしまう。(諸行無常)

この世に生きる私たちとて、いつまでも生き続けられるものではない。(是生滅法)

この無常の、有為転変の迷いの奥山を今乗り越えて(生滅滅己)

悟りの世界に至れば、もはや儚い夢を見ることなく、現象の仮相の世界に酔いしれることもない安らかな心境である。(寂滅為楽)』

この授業はいまだに印象深く記憶に残っています。

国語や歴史が好きになったきっかけになりました。

また今を大切に、今を一生懸命に、と考えるきっかけともなりました。

みなさんも毎日の受検勉強に大変かとは思いますが、目の前の受験に対し一生懸命トライしてください。

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