2011年4月25日
福島県 身近な話題に触れてみよう
以前、福島県は東北6県の中で、中学と高校の数が2番目に多いことをご紹介しました。
当然、学生の数も多く、トライの中でも東北で2番目に生徒が多い県となっています。
福島県は交通の便が良く、東北だけでなく新潟地方や関東地方とのつながりも深く、
大学受験の際の選択肢も、他県に比べて全国に目を向ける傾向があります。
経済規模も2008年度の統計データによると、世界70位にランクされており、
県単独で世界の過半数の国よりも大きな経済規模を誇っていることがわかります。
また、福島県は会津地方、中通地方、浜通り地方と3つの地域に分かれ、
文化、歴史、地理的条件、気候などがそれぞれ違います。
この各地域の歴史や地理、気候、経済、農業・工業生産物などを調べるだけでも、
教科書に載っている社会科や理科の内容をある程度おさえることができます。
理科や社会科は学習方法が良く分からない、上手くつかめないとの相談を受ける事がありますが、
まずは身近なところから調べてみるのが良いでしょう。
例えば、郡山市にある県内有数の進学校で有名な安積高校は、旧福島尋常中学校が母体となっており、
その校舎は今でも現存し、国の重要文化財に指定されているなど、話題は豊富にあります。
理科についても同様に、まずは自分の住んでいる地域の地理的条件や気象などから入ると
理解しやすいのではないでしょうか。