2011年7月20日
『福島県 短い夏を乗り切ろう』
7月16日、17日の2日間、宮城県仙台市で東北6大祭りが集う盛大なイベント「東北六魂祭」が開催されました。
あまりにも大勢の方が集まったために、若干の混乱もあったようですが、東北復興に向け大いに盛り上がりました。
福島県からは福島市の「福島わらじまつり」が参加しました。
「福島わらじまつり」は昭和45年(1970年)に商工会議所が中心となり、
市民の健康を祈って始まった夏まつりです。
信夫山へ奉納するわらじの大きさは日本一をほこります。
「福島わらじまつり」としての歴史は比較的新しいものですが、わらじを信夫山に奉納する儀式「信夫三山暁まいり」は
江戸時代から300年以上続く歴史ある祭りです。
福島市の中央に位置する信夫山。
3つの峰で構成されており、出羽三山になぞらえた神社があり、
山の名前からも山岳信仰と結び付いていることが分かります。
羽黒神社がある羽黒山、湯殿神社がある熊野山、月山神社のある羽山、
この3つを合わせて信夫三山と呼ばれています。
その昔、この中の羽黒神社に仁王門があり、仁王様の大きさにあった大わらじを奉納したのが始まりと言われています。
毎年福島県の夏まつりの先陣を切って8月6日から開催されます。
東北のお祭りは大体8月の頭から8日ころにかけて開催されることが多いです。
旧暦の七夕と併せて、東北の短い夏を盛り上げてくれます。
短い夏だからこそ、しっかりとスケジュールを立て、効率良く学習を行いましょう。
熱い夏を乗り切り、秋を笑顔で迎えましょう。