2011年9月21日
福島県高校入試 英語①単語・文法の傾向と対策
福島県高校入試の傾向と対策、本日から英語の入試問題についてみていきます。
まず1回目は単語・文法です。
1. 出題傾向
単語・文法は英文を読むために必要なものですから、リスニングをはじめ、どの問題にも関わってきます。
単語は教科書に出てくる単語が基本となります。
中学で習わない単語は注釈が載っている場合があります。
文法そのものを問われる問題は大問2、会話文・長文読解の中で穴埋めや並び替えで出題されます。
参考に2011年度の入試問題を掲載します。
問2 (1)~(3)は()に適する語、文を選び、(4)は()内の語句を正しく並べ変える問題です。
(1)〔In a ballpark〕
A : I’m sorry to be late.
B : What were you doing ? The game is almost ( ) .
ア.off イ.after ウ.before エ.over
(3)〔At a friend’s home〕
A : Mike ! ( )
B : Last Sunday. My father gave it to me.
ア.What time will you eat this cake ?
イ.When did you get this bag ?
ウ.How many times have you used this bike ?
(4)〔In a classroom〕
A : Which do you like better, baseball or soccer ? I like base ball better than soccer.
B : Really ? I think ( as / is / baseball / exciting / not ) as soccer.
[解答](1)エ (3)イ (4)baseball is not as exciting
2. 来年度の予想
大問1…リスニング
大問2…対話文の穴埋め、正しい受け答えを選ぶ問題、整序問題
大問3…メモ・手紙などの短文
大問4・5…会話文・長文読解
過去5年で形式はほぼ変わっていませんから、今年度も同様の形式で出題されるでしょう。
3. 対策
まずは中1~中3の教科書に出てくる単語・熟語は最低限覚えましょう。
巻末にある動詞の一覧表で動詞の変化(規則変化・不規則変化)も確認しましょう。
中1~中2の内容は早めに復習を終えましょう。助動詞、比較、受動態など重要な文法が沢山でてきます。
中3で学習する現在完了は悩む人が多い単元ですので、しっかり時間をかけて学習しましょう。