2015年8月27日
福島県 ケアレスミス対策
「ケアレスミスに悩んでいる。」
「どうして同じ間違いを繰り返してしまうのだろう。」
そんな方へ、今回はとっておきの方法をお伝えします!
ケアレスミスは、注意力の部分に問題があります。
注意力の問題とは、
・自分がミスをしたことに気がつかない
・ミスをしたことを発見できない
の2つを指します。
こうしたことは『メタ認知』能力と関わっており、特に小学校5年生前後から発達する能力といわれています。
メタ認知能力を養うために、以下のような訓練を行うことがよいとされています。
(1) 問題文を「音読」しながら解いていく
テスト中はもちろん黙読で問題を解いていくと思いますが、それを普段からしていると
問題の読み間違えなど細かいミスに気づけないようになってしまいます。
九九は、音読したり「歌」にしたりして覚えると思います。
普段から問題を音読しながら解いていくことにより、問題文を読むときの「注意力」が
飛躍的にアップするといわれています。
(2) 時間無制限で、“絶対にミスをしない”ことだけを目的に比較的易しい問題を解く
「普段の学習時にはミスがないが、テストになると途端にミスが多くなる。」
こういった子も非常に多いです。
テストになると、どうしても「間違えたくない」という気持ちが大きくなり、
平常心で解けないということが起きてきます。
まず、易しい問題を時間制限なしで、「必ず満点を取る」という目標をもって取組みます。
「絶対にケアレスミスをしない」ことを目的に取組むことは、いつも以上に「注意力を働かせながら」
解くことになり、これを繰り返すことにより、注意しながら解くことが当たり前になっていきます 。
まずはこの二つを試してみて下さい!
きっと気持ちにも変化が出て、ケアレスミスが少なくなるはずです!