2022年2月18日
大学受験について
こんにちは。
福島県のトライさんです。
さて、この度のテーマは「大学受験」について。
昔ながらのイメージだと共通テスト(昔だと「共通一次」とか「センター試験」呼ばれていましたね。)に向けてガシガシ受験勉強を行うというイメージでしょうか?
そんな受験の仕方も今は様変わり、以下の2つのデータをご覧ください。
こちらのデータは大学受験における英語の資格や検定試験の活用状況を表す文部科学省のデータになりますが、調査回答大学の中でも特に私立大学において、562大学中336大学、なんと59.8%で活用しているというデータです。
得点化や受験資格等様々な活用のされ方がありますが、例えばの例だと…英検2級の取得にて、大学によっては満点を取得したのと同じ扱いになり、つまり受験する必要がなくなり、その分他の科目に、英語のかけるはずの時間を割くことが出来るようになる等あるわけです。普通に考えると受験勉強にかける英語の学習時間は少なくありません。それを他の科目に振り分けられるというのは、志望校大学の合格に向けて大きな武器となりますね。
こちらの資料は入学者選抜実施状況の概要にて、平成12年と平成30年の対比となっております。
特に注目すべきポイントは資料右側の私立大学の項目で、平成12年度は「一般入試」60.1%に対して「推薦+AO入試」38.9%だったのに対して、平成30年度では「一般入試」47.3%に対して「推薦+AO入試」52.4%と逆転しており、これが令和になってさらに拍車がかかっているという状態です。
上記2点から考えるに、受験学年である3年生に向けて徐々に頑張っていくという従来のスタイルと違い、現在の大学受験では英検取得等や評定対策のため定期テストの結果を伸ばす努力等、高1や高2で成果を出していくやり方に変わっていっていると言っても過言ではありません。
世の中の在り方が色んな意味で変革を迎えていますが、受験も変革しているということですね。
更に詳しく、もしくは対策を取っていきたいという際にはトライまでお声掛けください。
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