教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



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2011年6月

福島県は盆地が多く、東北の中でも秋田や山形と並び、暑い夏が訪れることで有名です。

体調を崩して夏の学習に支障をきたすことのないよう、体調管理はしっかりしましょう

 

 

来週から中学3年生向けの模試が始まります

福島県の新教研もぎテストは、毎年受験生には必ずお勧めしてきた模試です。

 

新教研もぎテストは、中学1年から3年生までが受けることのできる

高校受験のための地域模試です。

40年の実績があり以前は福島県全ての中学校で実施されていました

毎年7月から高校入試直前の2月まで毎月行われます

2月に行われる第8回テストは高校入試予想問題となっており、ほとんどの受験生が受験します

テスト後答案用紙とともに個人成績表が郵送されてきます。

個人成績表には、総合成績志望校判定領域別分析偏差値成績からみた志望校ガイドの各項目が記載され、

高校受験に向けて具体的な評価がでます

 

 

「模試を受けるメリット」

偏差値が出る

模試は学校の定期テストとは違い、点数だけでなく偏差値も出ます。

学校のテストでは分からない、受験における自分の現在の状況が把握できます

 

志望校判定

志望校に対して現在の自分の位置が分かります。

どのくらい成績が足りないのかが分かる事で、今後の対策が立てやすくなります。

 

入試問題に沿っている

過去の入試問題の内容を分析した問題となっており、公立・私立ともに対応しています。

入試問題に沿った問題を解くことにより、自分の苦手箇所の把握ができます。

 

テスト慣れができる

入試に沿った問題を定期的に解くことにより、入試本番で問題形式や時間配分に戸惑うことなく問題を解けるようになります。

 

 

模試の結果を基に学習内容を修正して、受験に向けたより効果的な学習ができます

現在の自分の立ち位置を把握する上でも、

志望校合格へ向け効率の良い学習をしていく上でも、必ず受けるようにしましょう

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夏がくれば 思い出す

はるかな尾瀬 遠い空

霧のなかに うかびくる

やさしい影 野の小路

水芭蕉の花が 咲いている

夢見て咲いている水のほとり

石楠花いろに たそがれる

はるかな尾瀬 遠い空

 

 

尾瀬は福島県・群馬県・新潟県・栃木県にまたがる、湿原です。

歌にあるようにミズバショウニッコウキスゲなど貴重な植物が群生する国指定の特別保護地域であり、特別天然記念物に指定されています。

 

この時期は歌にあるミズバショウのシーズンからニッコウキスゲのシーズンに移り変わる時期。

ワタスゲが綿毛を咲かせているころです。

 

世界的にも大変貴重な場所ですので、一度は訪れてみてください。

 

 

ところでこの「夏の思い出」ですが、みごとな7・5調の詞になっています。

軽快な感じをうけますね。

 

では似たような文の作りになっている和歌はどうでしょうか。

こちらは5・7調です。どちらかといえば重厚な感じを受けます。

 

古文で出てくる万葉集古今和歌集はこの5・7なのか7・5なのかで違いがあります。

万葉集は5・7 / 5・7 / 7 のいずれかで句切れになる事が多いです。

一方、古今和歌集は5 / 7・5 / 7・7 のいずれかで句切れになることが多いです。

 

学校の定期テストなどで、違いを述べよという設問が出されることもありますので、

このへんのポイントを押さえておくと、周りとは違った解答ができるのではないでしょうか。

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受験対策を考える上で、英語や数学の要望は高いのですが、

作文をやりたいという声は少ないように感じます。

 

福島県の公立高校入試ではⅠ期選抜、Ⅲ期選抜ともに小論文、

Ⅱ期選抜では国語の大問6で作文が出題されます。

入試において作文・小論文の重要性は高いものとなっていますので、

しっかりと対策をたてる必要があります。

 

作文の書き方について一度しっかりと押さえておきましょう。

 

全体の構成を考える

すぐに書き始めるのではなく、だいたいで構わないので構成を考えてから書き出しましょう

 

構成は起承転結を

起承転結を現在・過去・未来に置き換えると書きやすいです。

例:今の自分→今の自分の姿の原因→未来の目標など

 過去→現在→未来の順番が書きやすい場合は、それでも構いません。

 

文学的表現は必要ない

一見文章はうまいように見えて、なぜか作文の評価があまり良くない方がいます。

余計な表現や比喩などがあることが原因の場合もあります。

表現はシンプルで分かり易くしましょう

 

前向きな内容を書く

いわゆる推薦入試であるⅠ期選抜では、入学してから高校入試への意欲などが評価対象ともなりますので、

明るく前向きな内容、言葉で書きましょう。

 

これ以外にも原稿用紙の使い方文体を統一させるなどの基本的なルールはしっかりと押さえるようにしておきましょう。

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福島県教育委員会は学区の撤廃を当分の間先送りにする事を決めたと発表しました。

 

以前書いたように、福島県の高校入試における学区制度は分かりにくく勘違いしやすいので、しっかりと確認するようにしまよう。

 

また、各高校によって選抜方法が違います

例:安積高等学校

・選抜資料

Ⅰ期選抜 「志願理由書」 志望動機や将来への抱負など本人が記入

       「調査書」 各教科の学習の記録は150点満点

       「面接」 段階評価をする

       「小論文」 中学校における学習成果の総合的判断を行う。点数化する

Ⅱ期選抜 「学力検査」 5教科、各教科50点満点

       「調査書」 各教科の学習の記録は195点満点

Ⅲ期選抜 「調査書」 各教科の学習の記録は135点満点

       「面接」 段階評価をする

       「小論文」 点数化する

 

志願理由書各学校専用のものを使用する必要があります。

各高校のホームページよりダウンロードできますので、必ず確認するようにしましょう。

 

福島県は高校入試制度が全体的に分かりずらくなっています。

必ず志望校のホームページを確認するとともに、進路指導担当の先生に確認するようにしましょう。

 

 

志望校を決めたら、しっかりと学習計画を立て、志望校合格へ向かいましょう。

 

トライも全力でサポートします!!

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前回に続き、今回は学習計画の立て方と、勉強の仕方についてです。

 

テスト勉強や受験に向けた学習において、とりあえず思いついたところから手を付けるようなことはやめ、まずは計画をたてるところから始めましょう

 

1、 リストを作る

テストであればテスト範囲の各単元。受験であれば、出題範囲の単元をリストにして書き出します。

 

2、教科ごとに1日のスケジュールを決める

リストをもとに教科のどこをやるか、何分(何時間)やるかを細かく決めます。

 

3、 やったところから赤ペンやマーカーなどでチェックを入れいく

やったところからチェックを入れていき、その日のスケジュールの進捗を必ず確認すること。

 

4、 学習の進め方は、基本を押さえてから発展へ

数学であれば、公式の確認や基本問題→文章問題→発展問題 という流れで進めます。

 

5、 ノートは複数用意する

必ず教科別に用意する事。1教科で通常学習用と復習用に分けて用意すること。

問題集には直接書き込まず、必ずノートに書くこと。

 

6、 間違えた問題はもう一度解きなおす

間違えた問題は、解答・解説をよく読み、もう一度解きなおすこと。

翌日、必ず確認と見直しをすること。

 

7、 2日目以降は必ず前日の復習から始める

覚えたことは翌日には忘れてしまっていると考えておく事。

繰り返しの学習は、時間がかかって無駄のようにも見えますが、これが一番確実で効率的な学習方法です。

 

 

普段の学習から、必ずノートの使い分けと、繰り返しの学習は心がけるようにしてください

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定期テストも間近に迫り、テスト勉強に力を入れている頃かと思います。

テストが終われば一段落・・・と言いたいところですが、

夏休みにどのように学習していくかをしっかり考えておかないと

「夏休みが明けたら友達と差が付いていた」なんてことになりかねません。

テストの答案が返ってきたら、今までの自分の学習について振り返るところから始めましょう。

 

夏に必ず押さえるべきポイントは、「1学期の復習」「苦手教科の克服」です。

この「苦手教科の克服」は想像しているよりも多くの時間と労力が必要となります。

ただ漠然と苦手教科を勉強するだけでは、すぐに挫折してしまいます。

まずは志望校合格次のテストでの点数アップなど、明確な目標を設定しましょう。

 

目標設定をしたら、テストの結果を基に、どの分野にどれだけ時間をかけるのか、自分なりのカリキュラムを設定しましょう。

注意するポイントは、「集中できる勉強時間」「毎回決まった時間の勉強」「毎回決まった場所での勉強」という3点です。

続けて集中して勉強できる時間は、年齢や個人によって違いはあるでしょうが、

だいたい2~3時間程度ではないでしょうか。

集中が切れているのにダラダラと長い時間勉強しても学習効果は低いです。

自分が集中して勉強できる時間を考え、1回の勉強時間を決めましょう。

 

毎回決まった時間に勉強をすることで、生活リズムの中に勉強を組み込むことができます。

また、だらだらと過ごしてしまいがちな夏休みにメリハリをつける意味もあります。

さらに毎回決まった場所で勉強することで、頭も自然と勉強モードに入ることができます。

 

勉強の時間がしっかりと生活リズムの中に組み込まれて習慣化され

学習の中身にもリズムが生まれてくるようになれば、学習効果はメキメキと現れます。

 

夏休み明けには周りに差をつけることが出来るように、夏休みの学習スケジュールをしっかりと立てましょう。

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文部科学省は今年度の全国学力・学習状況調査を見送ると発表しました。

これにより、現在の学習・学力状況の把握と、改善策は独自に行う必要があります。

前回調査までの結果を意識して、学習に取り組むことも必要です。

 

そこで今回は、平成22年度の全国学力・学習状況調査結果から分かった

課題と対策について記載します。

 

国語について

説明的な文章の内容を的確にとらえたり、文学的な文章の場面展開を適切にとらえたり、

それを基に表現することに課題が残ります。

 

対策として「読書」「作文」の国語力を付ける基本を繰り返す必要があります。

また、日常の生活の中で、見たこと、聞いたこと、感じたことを、

相手に伝えられるように、文章に書いてみるのも良いでしょう。

新聞の記事などを要約し、自分の言葉でまとめる練習にもチャレンジしてみましょう。

 

 

算数・数学について

解答までの道筋を、式や言葉を使って説明する力が課題となっています。

対策として、公式を覚える前に、まずは自分だけの力で答えを導き出してみましょう。

その後に、解答を見て、なぜそのような答えになるのかを考えた上で、

改めて公式を確認し、解説を読むようにします。

暗記ではなく、問題から答えに至る過程に重点を置いて考えるようにしてみてください。

 

 

県立高校の入試問題でも、国語においては作文や説明的文章、

数学では求める過程を書かせる文章題が出されます。

今の時期からしっかりと対策を始め、入試本番が近付いてから慌てることの無いように、しっかりと身につけていきましょう。

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以前のブログで書いた安積疎水は、猪苗代湖から水を引いています。

福島県のほぼ中央に位置する猪苗代湖は、教科書やニュースなどに出てくる日本地図でも、

はっきりとその存在が確認できます

それもそのはずで、猪苗代湖日本で4番目に広い湖なのです。

  

ちなみに1位は琵琶湖(滋賀県)、2位は霞ヶ浦(茨城県)、そして3位はサロマ湖(北海道)です。

これらの知識は、学校の授業でも習いますね。

 

猪苗代湖周辺には磐梯山を始めとする火山が多く温泉も多く存在するため、

流れ込む水も強酸性となっており、湖水は酸性を示しています

生息する魚が少ないことと、酸性の水が中和する過程で有機物を吸着して沈殿するため、

湖沼の中では水質日本一なのです。

  

この福島県が誇る猪苗代湖のほとりに、野口英世記念館があります。

現在の千円札の肖像にもなっている野口英世の生家がそのまま保存された記念館です

  

野口英世は現在の福島県猪苗代町に農家の長男として生まれました。

1歳の時に囲炉裏に落ち左手を大火傷したことから、農作業が難しくなり、母から学問の力で身を立てるよう諭されます

高等学校に入学して書いた作文が自身の左手を嘆く内容だったことから、

周囲の同情から、募金が集められ、左手の手術を受けることになります。

そして、この時の手術がきっかけで医師を目指すようになります

 

自分の手術をしてくれた医師のもとで、医学の基礎を学び、そこで出会った人々に助けられながら、

英世は、幾多の困難を乗り越え医師開業試験に合格します

医師免許取得後伝染病の研究を始め経験を積み、アメリカへ渡航

ロックフェラー医学研究所に入り小児まひの病原体の特定狂犬病の病原体特定など功績を多数あげ、

東京大学より理学博士の学位を授与され、ノーベル医学賞の候補にもなります

その後、まだワクチンのなかった黄熱病の病原体発見のためにエクアドルへと渡り、

黄熱病の研究に全力を傾ける中、ついに自身が黄熱病に感染し、激動の生涯に幕を閉じます。

 

みなさんの中にも、医者という職業に興味を持っている方もいるのではないでしょうか。

医師になることに興味を持っている方、医学部を志望している方は、ぜひご相談ください。

トライには医学部を目指す専門のコースがあります。

その名も「トライ式医学部合格」。

医学部合格に定評のある和田秀樹氏とタッグを組んだ、医学部合格への最短コースです。

トライは、夢の実現に向けて走る中高生のみなさんを全力でサポートいたします。

 

 

最期に野口英世の言葉を紹介いたします。

「忍耐は苦い。しかし、その実は甘い。」

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東日本大震災で休館を余儀なくされていた、いわき市にある水族館「アクアマリンふくしま」が、

開館記念日でもある7月15日の再開を目指し、復旧作業を進めているそうです。

アクアマリンふくしま」は福島の海の生物を展示するだけでなく、

福島の海の最大の特徴である黒潮と親潮がぶつかる潮目の海をテーマにしています。

また、見るだけでなく実際に浜辺の自然を安全に体感できる「蛇の目ビーチ」があるため、

環境水族館と呼ばれていました。

 

高校入試でも登場する分野を、実体験しながら学ぶことができ、

さまざまなワークショップを開催していたことでも知られています。再開が待ち遠しいですね。

 

福島県公立高校入試問題【理科】では、約半数が地学や生物など身の回りの現象

それに関連する分野から出題されています。

学校の授業や教科書に加え、実体験を通じて肌で理解することで、より知識が身に付きます

小さなことへの気付き、変化への驚き、身体で感じるという感性を大事にしながら体験することで、

理解度は増すのです。ぜひ、身近な変化や自然へ意識を向けてみてください。

 

最期に私の愛読書を紹介します。

センス・オブ・ワンダー」という本があります。

アメリカの海洋学者レイチェル・カーソンが甥の息子と一緒に別荘周辺の自然の中に出かけ、

神秘さや不思議さに目を見張る感性(センス・オブ・ワンダー)」を育むことの大切さを綴ったエッセイです。

私は大学生の頃に自然体験活動にはまった時期があり、その時に紹介されたのですが、

小学生や中学生のころに読んでいれば、もっと理科が好きになれたのにと思ったことを覚えています。

本屋などで見かけた際は、ぜひ手にとってみてください。

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