教育プランナーブログ

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「社会はとにかく暗記だ!」という方も多くいらっしゃるでしょう。

しかしそれでは何も楽しくないですし、飽きてやる気をそがれてしまいます。

また、最近の問題の傾向として、暗記だけが得策というわけではなくなってきています

 

例えば、「キャベツの生産量1位と2位を答えなさい」という問題に対して、一昔前までであれば、上位2位の都道府県を答えれば良かったのですが、最近の傾向としては「なぜ○○県と○○県は多いのですか?」という問題が多くなってきています。

つまり、単に暗記させるだけでなく、常に「なぜだろう?」を考えながら勉強することが大切ということです。

その考えをもとに問題演習を行えば、理解力が深まるだけでなく、単に暗記をするよりももっと単元ごとのつながりがみえてくるでしょう。

 

もちろん基礎知識として暗記をすることも大切ですが、それよりも「なぜこうなるのだろう?」という視点で勉強をしていくとそれをイメージとして覚えることができますし、そこから問題演習をしていけば記述問題の対策も容易にできるでしょう。そのため、社会を勉強する上でも、理科と同様に地図や資料集といった視覚的な教材をおススメします。イメージしにくい分野については、マンガを利用するものいいでしょう。

 

各分野で苦手なものがある受験生は、以下の対策をしてみてください。

 

 

≪地理分野の対策≫

自分で地図をかいてみましょう。白地図を使って、自分の家の周りから市町村、日本地図や世界地図など、いろんな縮尺の地図を使いましょう。そこに、地図記号を用いたり等高線や縮尺を利用したりして、主要な山や川、地名なども書いていきましょう。次に、そこへ地理・産業・気候などをそれぞれまとめていきましょう。

色々な視点をまとめていくことで、それまで頭の中でバラバラになっていた知識が整理でき、理解も深まります。

 

≪歴史分野の対策≫

好き嫌いが分かれる科目だと思います。嫌いな場合は、「覚えきれない!」と言って投げ出してしまうことがあります。

しかしこの場合は、暗記できないのではなくて、興味が持てないだけなのです。

まずは歴史に親しむためにも、大河ドラマを見ながら、「この人物は何をしたいのかな?」「この時代ってどんなとき?」などとお子さんに質問を投げかけてみてください。親子で話題にしていくことから、少しずつ歴史に興味がわいてくるはずです。

社会の入試問題は、特定の時代にスポットをあてるよりも、いくつかの時代の出来事を並べて考えさせるという問題の方が主流です。

ですから、時代別に細かく勉強するよりも、まず歴史全体の流れを掴む学習方法が大切です。

一旦興味を持てば地理や現代社会よりも楽に覚えていける分野だと思います。

苦手意識が強い場合は、マンガによる歴史の本を利用してみるのもいいでしょう。

 

≪現代社会分野の対策≫

時事問題については、数年以内に起きた出来事が問題に取り上げられます

家庭でも、現在の社会問題、ニュースについて食卓で話題として取り上げましょう。

ひとつのニュースに対しても、テレビなどで特集を組んで詳しく報道しますので、子どもでも比較的理解しやすいのではないかと思います。難解な言葉は、少しずつ説明してあげましょう。そして必ずお子さんの意見を聞いてあげることが大切です。

頭の中で何か感じていても、それを言葉で表現するのは意外と難しいものです。

自分で言葉にしていくことで、頭の中にある考えを整理することができます。

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