2012年8月5日
岐阜県 高校入試 数学シリーズ(第2回)~関数編~
高校入試シリーズ第2回目として、各教科頻出分野の攻略ポイントを解説していきます。
今回は、数学の「関数」についてです。
岐阜県の近年の関数の問題をみてみましょう。
20年 2次関数(水を抜くのにかかる時間)
21年 1次関数(ばね長さ、おもりの重さ)
22年 いろいろな関数(1次関数、2次関数の組み合わせ)
23年 1次関数(充電時間と電池残量)
岐阜県の高校入試において、「関数」も大問で必ず出題される頻出分野です。
( )のテーマにもあるように、近年は身の回りの現象に置き換えた問題になっており、
理科の実験的な側面もありますので、文章問題から現象を読み取り、
問題文をしっかりと理解して取り組む必要があります。
問題は3~5問の小問で構成され「表の穴埋め」「関係式を作る」「グラフの作成」を求められる
ことが多くなっています。
関数の問題は思考力を必要とする問題も多いため、さまざまなパターンの問題練習を
積んでいくことが必要です。1週間に2~3題の違った問題を解くくらいの気持ちで取り組みましょう。
また、小学校高学年~中学校1年で習う「比例・反比例」が理解できていないと
1次関数、2次関数を習得することができません。
授業が止まる夏休みこそ必ず戻って復習する必要があります。
受験生の皆さんで、この単元が「不安だ」「忘れてしまっている」という状態の人は、
この夏の間に必ず基礎までさかのぼって見直しをしましょう。
その上で、いろいろなパターンの文章問題をこなして問題に慣れておくことが必要です。