2012年9月15日
岐阜県 高校入試 理科シリーズ(第3回)~化学編~
高校入試シリーズ理科の第3回目は「化学」についてです。
まずは岐阜県の近年の化学の問題をみてみましょう。
20年 状態変化(実験操作、加熱時間と温度変化、沸点、混合物の蒸留)
21年 化合・分解(実験操作、気体の集め方、化学式、炭酸水素ナトリウムの分解)
22年 化学変化(質量保存の法則、発生した気体の量、石灰石と塩酸の量)
23年 物質の分類・水溶液の性質(有機物、でんぷんと糖、電解質、溶解度)
化学分野は、まず化学式を覚えてないと問題に答えることもままなりません。
教科書、ワークに出てくる化学式は必ず覚えておくようにしましょう。
化学の計算問題は苦手意識を持っている子も多いと思いますが、計算自体はそんなに難しくありません。
比や1次方程式を使って計算すると解きやすくなる問題が多いので、
いろいろなパターンの問題を練習し、使い方をマスターするとよいでしょう。
岐阜県の入試問題では、化学の法則と語句についての問題もよく出題されます。
自分の言葉で現象ができるようにどんな現象がどういう時に起こるかまで理解しておきましょう。
また、実験器具の使い方は毎年出ているので必ずチェックしておきましょう。
合わせて実験を行う上での注意事項も覚えておくと良いので、
学校の授業の実験を行うときには積極的に参加しましょう。