教育プランナーブログ

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本日は、公立高校入試頻出単元攻略の第2回目です。 

取り上げたい単元は数学」の関数単元です。

 

「関数は苦手」という声をよく聞きますが、岐阜県では、

必ず大問の1つとして出題される単元なのであきらめず加点できるようにしっかり身につけましょう。
 

関数単元の過去4年間の内容は次のようになっています。

◆2013年度 いろいろな関数(図形の移動と面積)
  表の穴埋め、関係式、グラフ作成、面積計算

◆2012年度 1次関数(充電時間と電池残量)
 表の穴埋め、関係式、グラフの作成

◆2011年度 いろいろな関数(容器への水の流入)
  表の穴埋め、関係式、グラフの作成

◆2010年度 1次関数(重りとバネの伸び)
  関係式、グラフの作成、関数の計算

 
近年、関数の問題は「日常の現象」と組み合わされて文章問題として出題されます。

そのため、ドリルのような計算問題だけでは対応しきれない部分があります。

 
必ず文章問題を解いておき、関数の出題パターンを覚えておくことが大切です。
関数の出題パターンは概ね次の通りです。

1.表の穴埋め
2.関係式の決定
3.グラフの作成
4.計算(数値の決定)

文章を読んで関数のパターンが理解できれば、1~3に関しては教科書、ワークレベルの演習で対応できます。
次に、個別にポイントを挙げていきます。

 
1.表の穴埋め

関数というのはxの変化にしたがってyがどう変化していくか。
という問題なのでまずは、「xが何を表し、yが何を表すか」しっかりと理解しましょう。

 
表の完成というのは実際に計算することです。
ほとんどの場合はxは1ずつ増加(または減少)していくので
それに合わせてyがどう変化していくのか実際に計算し表を完成させましょう。

 

2.関係式の決定

表が完成すれば、関係式が見えてきます。
y は「xに比例しているのか」「xの2乗に比例しているのか」
(比例にはなっていない関数もあります)

見極めて、y = ax もしくは y=ax^2 を頭に思い浮かべましょう。
あとはxとyに実際の数字を代入することで式が求められます。

 

3.グラフの作成

求めた関係式と表に合わせてグラフを作成しましょう。
特にy軸とぶつかるところ(x=0のとき)がポイントです。

作図は普段から定規を使い丁寧に行いましょう。

平均点を目指す人は、3までをしっかりできるようにしておくことが重要です。

 

4は岐阜県の場合少し難しい内容になることが多いです。
80点以上を目指す人は、各種過去問や発展問題をやりこんでいき、

どのようなパターンで出題されても答えられるまで慣れておくことが大切です。

 
冬休みの間に、できるだけたくさんの問題に目を触れておきましょう

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