2014年12月1日
岐阜県 志望校別対策 高校受験編
こんにちは!家庭教師のトライ岐阜校本部です。
本日は、岐阜県で人気のある私立高校の受験傾向とその対策をお伝えします!
今回は、平成26年度の鶯谷高校と、富田高校の2校の過去問から、傾向と対策をご紹介します。
~鶯谷高校~
<国語の傾向と対策>
論説文9題、小説文8題で構成されています。
論説文と小説文では、小説文のほうが文字数が多いです。
ただ、その代わり、論説文は少し読みにくい内容が出題されています。
今回は哲学的な内容であり、普段、日頃から読む機会の少ない分野のため、
興味のない分野でも、本を読んでおくことをお勧めします。
また、小説文は問題を解いたり、考えたりする時間を確保するためにも、
早く読めるようにしておくことが必要です。時間配分に気をつけましょう。
<数学の傾向と対策>
小問集合が8題、関数3題、図形3題、方程式3題、総合問題3題で構成されています。
まず、小問集合は、計算問題を素早くとき、関数や、確率などを考える時間を確保しましょう。
関数分野では、図形と絡めた出題が、方程式分野では、比と絡めた出題がされているため、
幅広い数学の力が求められます。
また、総合問題は座標平面と確率の融合問題でした。
基礎基本を確実にできるようにして、応用問題を数多くこなしておきましょう。
<英語の傾向と対策>
長文読解が大問1と3、対話文が大問2と4で出題されています。
文章の量があるため、スピードが求められます。過去問などで繰り返し、練習をしておきましょう。
大問1は5題出題されています。ここでは基礎的な英語力が問われています。
英単語や、空欄補充などが的確にできるように練習しておきましょう。
大問2は2題出題されています。対話文の流れを読み取る力が求められています。
大問3は4題出題されています。語数の指定がある問題などが出題されており、
数ある表現の中から的確に一文を作り出す力が必要です。
大問4は3題出題されています。ここでも、語数指定のある問題が出題されています。
何度も過去問を解いて、傾向を掴んでおきましょう。
<社会の傾向と対策>
社会は大問7まであり、地理分野13題、歴史分野14題、公民分野10題で構成されています。
地理分野では、国名を答えさせるのではなく、地図から選ばせたり、グラフなどから
読み取らせる出題がされています。暗記だけでなく、資料を使って考える力が試されています。
歴史分野、公民分野では、少し長めの問題文を読んで、的確に答える力が求められています。
用語の暗記だけにとどまらず、どうしてそうなっていったのか、などの流れも掴んでおきましょう。
<理科の傾向と対策>
物理分野8題、地学分野8題、生物分野5題、化学分野8題で構成されています。
問題量が多いため、時間配分に気をつけましょう。
また、教科書に載っている内容を身近なものと結びつけて考えられるようにしておきましょう。
地学分野で、岐阜市の春分の日における南中高度は何度か、と言った問題が出題されています。
教科書をそのまま覚えるだけでなく、それを活かして応用できるようにしておきましょう。
~富田高校~
<国語の傾向と対策>
漢字言語分野10題、論説文6題、小説文6題、古文5題という構成です。
漢字は、読み書きだけでなく、同じ読み方をする漢字や、言語に関する問いがあります。
また、論説文や小説文は、比較的読みやすい内容が取り上げられています。
繰り返し、過去問や類題を読み解いておきましょう。
<数学の傾向と対策>
小問集合8題、関数4題、方程式2題、図形4題で構成されています。
小問集合を素早く正確に解いて、関数と方程式と図形をじっくり考えましょう。
比較的難易度は高くないと言えますが、小問集合では、確率などが出題されているため、
幅広い数学の基礎知識は必要になります。
<英語の傾向と対策>
対話文読解2題、長文読解7題、対話文5題、空欄補充10題、整序問題5題、リスニング問題5題
で構成されています。
対話文読解では、対話文をまとめた日本語の文章があり、長文読解もそれほど長くはありません。
ただ、問題量が多いため、時間配分だけは気をつけておきましょう。
空欄補充なども、基礎知識をまとめておくことで対応できます。
英単語や熟語、連語などは必ず押さえておきましょう。
また、リスニングテストでは、市販のCDなどをしっかり聞いて練習をしておきましょう。
<社会の傾向と対策>
公民分野14題、地理分野6題、歴史分野21題という構成になっています。
公民分野では、税金に関する出題があります。憲法や法律と併せて、確認をしておくようにしましょう。
地理的分野では、地図や表、グラフから読み取る出題がなされています。
教科書やワークなどで練習を重ねておきましょう。
また、歴史分野では、幅広い歴史の知識が必要になります。
問題数も多いため、時間配分に気をつけておきましょう。
<理科の傾向と対策>
生物分野6題、化学分野6題、物理分野6題、地学分野7題という構成です。
地学分野と物理分野では計算問題が出題されています。
速度の求め方や平均の速さの求め方などは必ず押さえておきましょう。
また、どの分野にも言えることですが、用語を答えさせる問題が多いため、
必ず教科書の重要語句などは漢字で書けるように暗記しておきましょう。
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