教育プランナーブログ

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3月10日岐阜県公立高校学力試験が実施されました。

受験生の皆様はお疲れ様でした。

今まで頑張ってきたことを自信をもって発揮できたでしょうか。

合格発表は3月17日です。

みなさんの喜びの声を聞ける事を期待しております。

 

さて、本日より、

2015年度の岐阜県公立高校入試問題について問題傾向の速報を掲載したいと思います。

 

本日はその1回目、「数学」となります。

 

 

【岐阜県公立高校入試問題傾向速報 数学】

 

・総評

 

今年度より大問数が5→6へ増加しました。その分、大問1の小問集合が7→6問へとなっています。

例年は、小問集合の1つとして出題されていた「確率」が大問3として独立して出題されました。

全体として、難問といえるような問題はほぼありません。

基礎レベルをしっかりと習得し、漏れなく学習できていることがポイントとなりました。

 

図形を除く、ほとんどの部分で中学2年生までの知識で解答することができます。

逆にいえば中学2年生までの内容をしっかり押さえることで6割~7割は得点できるので

中学2年生までの内容で、実力テストや定期テストで不安がある方は、

ぜひ春休みのうちに復習をしておきましょう。

 

以下、各問題の簡単な振り返りです。

 

 

大問①「小問集合」

 

今年から(1)~(6)へ1問減。どれも基礎的内容となっています。

 

 

大問②「関数」

 

例年は、身の回りの現象が関数の文章問題として出題されており、問題文の読解が鍵となる分野

でしたが、今年度は「2次関数と1次関数のグラフの交点」からの出題でした。

文章題でなくなった分、大幅に容易になりました。

 

中学2年生範囲の基礎的な内容と、(3)は「三平方の定理」を利用できれば簡単に求めることができます。

 

 

大問③「確率」

 

今年度より大問として独立して出題されました。確率を難しいものと捉える生徒さんは多いですが、

今回の内容は難しいものではなく、「樹形図」で全ての場合を書き出せば

簡単に求めるがことができるでしょう。

 

 

大問④「方程式」

 

こちらも、近年多く出題されている1つの問題を

「連立方程式」「1次方程式」の2通りの考え方で求めるという例年の傾向通りの出題となりました。

 

 

大問⑤「図形」

 

今年度は相似の証明でした。ただ、図形の形も例年に比べて簡素になっており、

平行線という条件も問題文中に明記してありますので、

「三角形の相似条件」「平行線と錯角」がしっかり頭に入っていれば容易に発見することができたでしょう。

(2)も「相似比・面積比」の利用ができれば平均的な内容となっています。

 

 

大問⑥「規則性」

 

内容としては平均的な内容で、この単元の練習を普段から繰り返しできている人にとっては

難なくとっかかりをつかめることができるでしょう。

ただし、最後の問題であり、小問が(1)~(5)と多くなっていますので、

時間配分が大きなカギになるでしょう。

①~⑤までを早く確実に解いて、この⑥に十分な時間を使えるよう余裕を残しておくことが必要になります。

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