教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



3月10日に行われた公立高校入試の問題傾向の速報を、前回に引き続きお伝えしていきます。

 

本日は5回目「国語編」です。

 

 

【岐阜県高校入試問題傾向速報 国語】

 

・総評

 

国語の大問数は6題と例年通りでした。

ただし、今年は大問④で古文ではなく、漢文が出題されました。

来年度以降は古文に戻ると思われますが、漢文の基礎知識も必ず押さえておきましょう。

 

また、小説や論説文は比較的イメージのしやすい問題でした。

しっかり問題を読むことが点数に繋がっていきます。また、配点も例年通りであれば、

大問①漢字の10問は配点が2点大問⑥作文では配点が10点あると予想されます。

日頃から、漢字練習や、自分の考えを作文にしてまとめる練習をしておくといいでしょう。

 

 

大問①「漢字」

 

漢字は例年通り10題出題されました。漢字の問題集などで日頃からよく練習をしておくことが必要です。

 

 

大問②「小説」

 

小説に関しては、今回は中学生が登場人物となりました。

そのため、比較的読みやすい問題だったかと思います。

ただその分、文章量がありますから、ある程度の速さで読んでいかないと、

時間切れになってしまう可能性があります。

日頃から小説を読んでおき、登場人物の心情などを読み取る練習をしておきましょう。

 

 

大問③「論説文」

 

今年の論説文は自然というものを西洋と日本ではどう捉えているか、という内容でした。

また、その着目点を「庭」としており、イメージしやすかったのではないかと思います。

筆者が何を言いたいのかを教科書などから読み取る練習をしておきましょう。

文法に関する出題も1題ありますから、文法のワークなども練習しておくことが大切です。

 

 

大問④「漢文」

 

例年であれば、基本的には古文が出題されます。

訳も左隣に書いてあるため、内容に関してはよく読めば理解できると思いますが、

点数を取るためには「返り点」などの知識も必要です。

来年度は古文に戻るかとは思いますが、漢文の解き方や読み方を押さえておきましょう。

 

 

大問⑤「国語の基礎知識」

 

昨年は「手紙の書き方」が出題され、今年は「国語辞典の使い方」を軸に、

問題を書きなおせ、というような内容でした。

配点はそれほど大きくはありませんが、どんな問題が出題されてもいいように

「国語便覧」などを使って国語における基礎知識を身につけておくといいでしょう。

 

 

大問⑥「作文」

 

例年、自分の考えを書きなさい、という出題になっています。

一貫した自分の意見を書けるかどうかが問われています。

また「注意事項」もありますから、それはしっかり良く読んで、

原稿用紙の使い方に沿って書くようにしましょう。

 

また、今回は例年と違い、表現技法とその効果についても、言及するような指示がありました。

国語便覧などで覚えた知識を活用し、自分の意見が書けるように、日頃から練習しておきましょう。

このページのトップに戻る

岐阜県のブログトップページへ

全国のブログ一覧ページへ

授業料・資料請求など各種お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

0120-555-202 受付時間:9:00~23:00(土日・祝日も受付しております)

ホームページからのお問い合わせ

資料請求はこちら