2020年6月11日
小学校(6年生)の公民の授業について①
岐阜県の皆さん、こんにちは。
家庭教師のトライ岐阜本部です。
岐阜県内の学校も休校期間が終わり学校が再開されています。
まだ本格的ではないところも多いですが、学校のペースには慣れてきたでしょうか?
6月という時期に学校が本格的にスタートし始めたわけですが、
2020年度の今年度は小学校の学習指導要領が変わり多くの点で新しい学習がスタートしている年なのです!
今回はその1つの例として、小学生(主に6年生)の皆さんに新しくなった「社会の授業」について紹介したいと思います。
ところで、皆さんは「小学校6年生の社会の授業で最初に習う単元は?」と聞かれたらどの単元をイメージするでしょうか。
少し前に中学生だった皆さんや保護者の皆さんは「歴史?」や「縄文時代?、卑弥呼?」と答えるかもしれません。
岐阜県内で採択されている6年生用の教科書は「国際編」と「歴史編」に分かれています。
その「国際編」の中で最初に触れられているのが「わたしたちの生活と政治」なのです。
いわゆる「公民」が取り扱われるのです。
〇なぜ、小学校6年生で公民授業を行うのか
教育改革の背景には、社会が急激に変化し、これからのAI時代に活躍できる人材の育成が急務とされています。
知識を活用するための思考力や判断力、表現力を身に着けていくことも必要であると文部科学省より説明されています。
また、現在の社会では、選挙権が18歳から与えられることが一つの例として挙げられますように、早い段階から今の若い世代にも社会のルールを学び、大人としての1歩を踏み出して頂くきかいとなるように準備が進められています。
〇「公民」ではどんなことを学ぶの?
では実際に、小学校6年生ではどんなことを社会の授業で学ぶのでしょうか。
単元の一例を挙げていると、
1. わたしたちのくらしと日本国憲法
2.国の政治の仕組みと選挙
3.子育て支援の願いを実現する政治/震災復興の願いを実現する政治
といったような、今の私たちの生活に直結する内容を学習します。
次回、もう少し詳しい内容や具体的な内容を紹介したいと思いますので、楽しみにしてください。