2020年12月22日
【大学受験】共通テストの数学は場面設定をイメージして!(高校生向け)
岐阜県の皆さん、こんにちは。
家庭教師のトライ岐阜本部です。
大学入試共通テストまであと少し。
受験生の皆さんはすでに学校の授業や模試などで共通テスト対策を意識した問題を解いていることでしょう。
今回は「数学」の例題として、初年度となる共通テストの傾向予想を紹介したいと思います。
共通テストでは、私たちの普段生活している日常場面の中から課題を発見し、解決する力が重視されると予想されています。
そのため、具体的な場面に即した問題が出題されるため、文章題として問題量が多く、イメージが的確にできないと数学のどの知識を使って問題を解いたら良いのか、戸惑う受験生もいることでしょう。
ここで、例題を挙げてみましょう。
【例題】
山の標高を測るという問題ですが、三角比の問題であることは予想できると思います。
問題は、これが図などのヒントなく、自力でイメージして正しい図が描けるかというところです。
仰角というあまり身近ではないワードも出てきているので、数学だけどそんなところも意識しないといけません。
仰角(ぎょうかく)とは…水平を基準とした上向きの角度
俯角(ふかく)とは…水平を基準とした下向きの角度 です。
下のイメージと合わせて覚えておきましょう。
さあ、これらを意識しながら下のような正しい問題の場面設定、
イメージ図を描くことができたでしょうか?
あとは簡単です。
式が作れなかったら、三角比や三角関数を復習してみましょう。
共通テストでは問題のストーリー展開がポイントです。
出題された問題の場面設定をしっかりイメージして素早く図や表が書ける実践的な練習を積み重ねておきましょう!