2021年1月23日
【大学受験】2021年大学入学共通テスト 概況分析「数学ⅡB」
岐阜県の皆さん、こんにちは。
家庭教師のトライ岐阜本部です。
大学入学共通テストの概況分析その3。今回は「数学Ⅱ・B」!
〇数学Ⅱ・B
==複雑な設定で、読解力と思考力が問われたが、高得点は狙えたのでは??==
【問題構成】(必答2問・選択問題2/3問選択)
大問1:三角関数/指数・対数
大問2:微分法と積分法
大問3*:確率分布と統計的な推測
大問4*:数列
大問5*:ベクトル
【全体の特徴】
文章量が増加して扱う題材は難化しているが、解法自体は基本的なものであった。
誘導通りに解いていくことに加え、各分野の基礎を理解し活用する必要があった。
難易度自体はセンター試験に比べてやや易しくなっており、自己採点で高得点となった人も多いかと思う。
【出題のポイント】
文章中に会話が登場し、内容に沿った正しい文章を選ぶ問題が出題された。
複雑な設定での読解力、思考力を鍛えることが求められる。数学的に理論立てて表現する力も求められる。
【来年に向けた対策】
三角関数:関数の性質や公式は、暗記と理解の両軸を意識して学習しよう。
指数対数・図形と方程式:素早く計算処理する力、難しい問題は具体例を考える癖をつける。
微分・積分:演習を通じて誘導の意図の見抜き方を練習しよう。
数列:一般化から具体化する練習をしよう。
ベクトル:図から必要な情報を読み取り、数式で表現する練習をしよう。