教育プランナーブログ

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令和3年度の公立高校第一次・連携型選抜が実施されました。

まずは受験生の皆さんお疲れ様でした。これまでの努力の成果を発揮できたでしょうか。

ほっとして少し勉強から離れたいという気持ちもわかりますが、高校からの勉強はすでに

スタートしています。多くの高校で入学してすぐ学力テストはあるでしょうし、春休み中の課題が

出ている高校もあるでしょう。少しだけ休んだらすぐに切り替えて次に向けて準備できる人は

高校でも良いスタートがきれると思います。


さて、今回は試験で出された問題全体の傾向と次年度受験を迎える皆さんへ対策を紹介します。

科目ごとの詳細に関しては後日別記事で紹介しますね。


【国語】

①漢字 ②小説 ③論説文 ④古文 ⑤課題作文


と例年通りの大問構成でした。①漢字は今年度に限り3年生範囲が除外されたせいか

基本的なものとなりました。漢字も20点ありますのでしっかり普段から

練習しておきたいですね。


【数学】

大問構成は変化ありませんでしたが、例年大問の文章題として

出題される方程式が小問集合に含まれる形となりました。

その分、関数問題が2題(反比例と一次関数)となり、関数の得意不得意で

結果が分かれそうです。確率の問題においても、一次関数を絡めた問題になっており

今年度は関数にかなり重要度が置かれる結果となりました。


【英語】

大問構成は①リスニング、②空所補充と選択。③④長文読解

⑤整序、⑥英作文


と大きな変化はありませんでしたが

文章の単語量は多めでより読解にスピードが求められます。

また、資料や英文を比較して考える問題も最近の大学共通テストに通じる

動きでもありますので、普段から英文を読みながら思考する練習が必要です。


【理科】

①小問集合、②植物、③中和反応、④天気、⑤力(密度、浮力)


という構成でした。問題の難易度自体は高くありませんが、実験や観察から

分かることを考察したり、物事の現象を正しく理解しておくことが必要となります。

近年は用語の丸暗記だけでは対応できない問題が多く、科学的事象をしっかり

自分で説明できる力が必要とされます。


【社会】

①歴史、②地理、③公民 と問題構成、得点配分は例年通りでした。


歴史は幅広い時代範囲において、各時代の特色について基本的な内容を

理解しているかどうかを問われる問題でした。時代ごとにヤマを張らず

まんべんなく学習しておくことが必要です。

地理は複数の資料を関連付けながら読み取る力や地理的な見方や考え方

を問われる問題でした。

公民も複数の資料からの思考力と、私たちが暮らす社会の仕組み、事象に

興味をもち、普段から学習しておく必要があります。

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