教育プランナーブログ

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2011年9月

岐阜県公立高校入試の傾向と対策、今回は理科の生物についてです。
 
大問で1問、最後の複合問題で1問出題されます。
小問は4~5問で構成されています。
 
他の分野同様、特に出題単元に偏りはありません。
動物のつくり・分類、細胞・生殖・遺伝、植物のつくり・分類、刺激・反応
といった各単元を言葉で説明できる状態まで理解を深めていく必要があります。
 
1分野に比べて計算の出題はほとんどありません。
重要語句を暗記し、短文説明ができる状態までトレーニングを積めば、確実に点が取れる分野です。
 
1分野では計算が絡む問題が出題されることもあり、解答作成に時間を取られると思います。
解答スピードに意識して取り組んでいくことを心がけていきましょう。

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物理分野同様、大問5問のうち、1問は必ず出題され、最後の問題で複合問題としても出題されます。
小問は4~7問です。
 
毎年満遍なく出題され偏りはありませんが、試薬や実験を行う上での器具の操作の問題は毎年出題されています。
 
物質の分類、水溶液の性質、化学変化、化合・分解、状態変化といった
1年から3年までの全単元を確実に総復習していく必要があります。
 
短文説明、グラフ作成の問題が比較的出題されやすい傾向にあります。
教科書の太字の語句をしっかりと身につけていくとともに、
言葉で正確に説明できる状態まで繰り返し学習していきましょう。
 
1問は複合問題として出題されるので、どのように各分野が絡み合って出題されるのか実際に慣れておく必要があります。12月くらいからは過去問演習に取り掛かれるように、まずは苦手単元の克服を進めていきましょう。

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最近5年間の理科の出題数は大問で5問となっています。
その中で物理の分野は1~2問で構成されています。
毎年出題される単元は違っており、偏りはありません。
小問は各大問につき4~7問くらいで構成されています。
 
内訳としては選択、短文記述、図示・グラフ作成と基本問題ではありますが、
問われ方は単純ではありません。
特別な難問はありませんが、最後の大問は第1・2分野を組み合わせた複合問題も出題されるので、
教科書に則った総合的な理解力が問われると思って、対策を取るのが良いです。
  
今年度はどの単元が出題されるかわからないので、
光、音、圧力、電流回路、運動、エネルギー といった
今まで習った全ての単元の教科書に載っている太字の重要語句は必ず理解を行っておく必要があります。
  
計算問題も出題されますが、ほとんどが公式を用いたり、基本的な考えに則れば解ける問題なので、
語句を記憶するだけでなく、演習の時間もしっかり確保して取り組んでいってください。
 
また短文説明を求められる小問が必ず出題されるので、覚えた知識や語句を正確に言葉で説明できるように訓練しておきましょう。
この部分で、一方通行の一斉授業ではなく、生徒に説明を求めさせる家庭教師のスタイルが優位性を持ちます。
   
全ての単元の理解力を均等に求められるので、苦手な単元は集中的に見直しを行い、決してヤマをはらずにしましょう。

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岐阜県公立高校入試の数学において,確率・場合の数に関する問題の比重は大きくありません。
例年1問が小問題中で出題されています。また,他の分野の問題に,確率・場合の数の問題を組み合わせた複合問題が,大問題の1問として出題されることがあります。小問題では,サイコロの目の数,取り出す玉の色,引いたカードの数,硬貨の表裏などに関する,確率の問題が出題されています。このうち,サイコロの目の数に関する問題の割合が高くなっています
いずれの場合も問題は難しいものではありません。サイコロの場合,投げるサイコロの数は2つで,それらの目の和,差,積などの確率が問われます。その他,硬貨やカード,玉の場合にも,扱うものの数は多くありません。したがって,あり得るすべての場合を書き出したとしても,それほど多くの数にはなりません。慌てずに順序よく書き出すことができれば,正解にたどり着くことができると思われます。ただ,玉を取り出したり,カードを引いたりする問題の場合に,引いた玉やカードを元にもどした上で次のものを取り出すのか,元に戻さずにそのまま次のものを取り出すのか,の違いには注意が必要です。

 

複合問題は,小問題中に1問出題されることがあります。また,大問題のうち1問は様々な分野の複合問題と捉えることができます。小問題では,ほぼ2年に1度の割合で規則に関する問題など,複合問題といえる問題が出題されています。ここでは,ある数の計算を続けたりある作業を行っていくと,同じ数が繰り返し現れる周期の問題が最もよく出されています。また,並べるマッチ棒の数に関する規則を見つけ出す問題や,魔方陣の問題,さらには論理に関する問題も出題されています。

これら小問題中の問題はさほど難しい問題ではありません。問題文をよく読んで順に考えていけば解答に達することができるでしょう。

 

大問題として出題される複合問題の内容は様々です。図形に関する規則を見つけ出すという問題がもっともよく出題されています。これは,三角形などの簡単な図形を順に並べてゆき,その際現れる点や辺の数の関係を明らかにするものです。類題に当たって,図形ごとの特徴を学ぶとよいでしょう。
 また,ある作業を行って,それに関する数の規則を見つけるという問題もよく出題されています。点と点を線で結んだり,空きビン何本かを新しい商品と交換する,といった作業を行う問題です。
 

これらの問題の出題形式には特徴があります。まず問題文において,何についてどういうことをするのかという説明があり,簡単な例が示されます。その上で,

①何回か説明通りのことをさせて,そこから得られる数を答えさせる

②それらの数の間の関係を式に表させる

③式を使いながら,難しい問題を解かせる

という形です。ですから,まず問題文をよく読んだ上で,絵を書くなどして何をしているのかということを具体的に把握することが必要です。それができたら,その説明どおりのことを行えば①の解答を得ることができるはずです。これをきちんと行った後で,問題文の案内に沿って,数字同士の関係を考えていくとよいでしょう。

 

関数・座標や図形に関係づけて,確率・場合の数を求めさせるという問題も何度か出題されています。しかし,確率・場合の数を使った複合問題は,このところは出題されていません。これらの問題は,座標上の2点間の距離や,円周上にできる三角形の特徴,一次関数の式とグラフの関係などについて,確率・場合の数を考えさせるものです。

自分で問題を作らせるという問題が出題されたこともあります。これは特徴のある問題であると同時に深い理解と想像力が必要となるものです。

また,枠内の数字の関係を文字を使って説明する問題や,立体の展開図に三平方の定理を用いて長さ・表面積を求めさせる問題も出題されています。

 

以上から考えると,複合問題を最後まで確実に解くためには,中学校数学の内容全体に関する基本的な知識をしっかりと身に付けておくと共に,いくらか程度の高い問題も習熟しておく必要があると言えるでしょう。

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岐阜県公立高校入試の傾向と対策について、各科目単元ごとにお伝えしていきます。
数学の第三回は、<図形>です。
 
図形の問題では,小問題中に1,2問と,大問題が1問出題されています。
 

小問題では,展開図を使った問題,角度の問題,長さの問題などさまざまな分野からの問題が出題されています。角度を求める問題も,多角形の角,平行線と角,円周角などの分野から偏りなく出題されています。ですから,学年ごとに扱った内容を,基本的な問題を中心にしっかりと身に付けておく必要があります。

 
作図の問題も2年に1度くらいの割合で出題されています。垂直二等分線や角の二等分線の作図など、基本的な問題が多く出題されています。一方最近では、60度の角を作る作図や,等積変形の作図が出題されていますので,いくらか難しい問題も練習しておいた方がよいでしょう。
 

大問題は証明問題が中心です。三角形の合同証明と,相似の証明がほぼ半数ずつ,概ね交互に出題されています。問題は,合同または相似の証明をさせた後,長さや面積を求めさせる形式のものがほとんどです。図形は教科書で見かける基本的なものの他にいくらか複雑なものが出題されており,それらは半々くらいの割合です。まず,教科書・ワークの問題をしっかりできるようにした上で,少し難しい問題に当たっておく必要があります。
証明の後,長さ・面積を求めることになりますが,その際,証明したことの内容を用いることになります。その点を十分に頭に入れておき,それらがどうのようにつながるのか考えながら進めるとよいでしょう。面積に関しては,面積の比を求める問題もしばしば出題されています。したがって,辺の長さの比を2乗したものが面積の比になる,ということをしっかりと理解しておかなければいけません。
 

また,平行四辺形の証明問題が出題されたこともあります。三角形の合同条件・相似条件を覚えておくだけでなく,四角形が平行四辺形になるための条件も身に付けておく必要があります。さらに,一つの証明問題を三角形の合同証明と相似証明の双方を使って解かせる問題も出題されていますので,一度確認しておきましょう。

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関数の問題は,小問題としては2年に1度の割合で出題されており,また毎年大問題として1問が出題されています。

小問題中には,関数の値や変化の割合を求める問題グラフの大まかな形を理解して特徴を判断する問題などが含まれます。いずれも教科書またはワークのレベルの難しくない問題です。比例・反比例,一次関数,二次関数の関数ごとに,式の形とグラフの概形といった基本的な事項をしっかりと理解しておくことが大切です。

 

大問題では,一次関数を利用する問題と,二次関数を利用する問題が交互に出題されています。しかし方程式の場合と同様、どちらか一方だけを勉強しておくということは避けたほうがよいでしょう。

 
一次関数の問題では,水などの量に関する問題バネの長さと重りの問題速さと距離の問題など、教科書・問題集によく出ている問題を中心に出題されています。

二次関数の場合にも,水量の問題,移動する図形と面積の問題,動点が作る図形の面積の問題など、よく見られる問題が出されています。

多くの場合は基本的な問題ですが,年度によっては見慣れない場面で関数を利用する問題になっています。この場合、それが学習してきたこととどうつながるかを考えながら問題を解くことが必要です。
 

出題形式は多くの年度で,

①xの値に対応するyの値を計算する

②xの変域ごとに関数の式を求める

③xとyの関係をグラフに表す

という流れの後,

④難しい応用問題

という形式になっています。したがって,問題文の意味する内容をよく理解した上で,①~③の基本的な問題を確実に解けるようにしておくことが重要です。
 

また,関数の形が途中で変化する問題も多く出題されています。原点を通る二次関数から一次関数へ,あるいは最初の一次関数から別の一次関数へと、xの変域によって関数が変わるような形になっています。どういう場面で関数の形が変わるのかを考えながら演習を重ねておきましょう。

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例年、7問からなる小問題集と、大問題4問の計5問が出題されています。

方程式・不等式・計算に関する問題は、例年、最初の小問題の中に3~4問が出題されるとともに、応用問題が大問題として1問出題されています。

 

小問題中の問題には、

①正と負の整数の計算問題、②文字式の計算または変形の問題、③平方根を含む計算または概数の問題

以上3問が必ず出題されています。また、それに加えて、連立方程式・二次方程式を解く問題が出題される場合があります。

 

小問題中の問題の難易度は高くありません。計算問題は基本的な問題ですし、その他の問題も授業に使うワークに出ているような問題です。計算間違いをして取りこぼさないようにすることが大事です。

 

大問題では、一次方程式または連立方程式の利用問題と、二次方程式の利用問題が交互に出題されています。ですが、特色化選抜試験のこともありますので、どちらか一方だけを勉強しておくということは避けたほうがよいと思われます。

 

一次方程式・連立方程式の問題では、速さと距離の問題、食塩水などの割合に関する問題、人数の増減などの問題がほぼ同じ割合で出題されています。それらの多くは教科書やワークに出ている問題ですが、内容としては同じながら見慣れない問題も時々出題されています。基本的な問題を習得した後に、さまざまな問題に当たるとよいでしょう。
 

二次方程式の問題では、面積に関する問題が6回のうち4回と、最も多く出題されています。しかし、こちらも一次方程式・連立方程式の場合と同様、ときに見慣れない問題が出題されていますので、いろいろな問題に慣れておくとよいでしょう。

 

岐阜県の公立高校入試問題で特徴的なのは、一つの問題を二つの方法で解かせることが大変に多いということです。同じ問題を、一次方程式を使う方法と連立方程式を使う方法の両方で解かせたり、未知数を二通りに決めて二つの式を立てさせる、といった形です。どちらか一方の解き方を身に付けているだけでは不十分です。教科書で二通りの説明がなされている問題を中心に練習をし、二つの解き方の違いを理解しながら練習するとよいでしょう。

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2学期制の中学校では9/1、9/2あたりが期末テストという学校がほとんどだったと思います。
手ごたえはいかがだったでしょうか?
 
満足のいく結果を残せた人も、そうでない人も間違えた問題は必ず見直しを行いましょう。
「学校の授業でやったから良い」のではなく、家で一人でやってみて確実にできて初めて見直し完了となります。
この部分はこだわっていきましょう。
 
2学期制の高校生の方々は9月中旬から下旬にかけてが期末テストになると思います。
準備期間は残されていますので、納得のいく準備を行っていきましょう。
 
3学期制の方々も実力テストなどがあったのではないかと思います。
1学期のまとめになっているわけですから、一人で確実に解けるようになるまで間違えた問題は見直しを行い、今後は同じ間違いをしないように成長していきましょう。
 
今学期は各科目重要単元が目白押しです。
体育祭や文化祭などの学校行事も入ってきます。
ばたばたしていつの間にか時間が過ぎてしまい、分からないものが溜まってしまうということがないように、日々の復習を確実に行っていきましょう。

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長かった夏休みも終わり、いよいよ9月がはじまりました。
あまり大きく生活のリズムが変わってはいないと思いますが、
なるべく早く以前の生活リズムを取り戻していきましょう。
 
受験生の方々はいよいよ志望校合格を左右する時期となってまいりました。
夏休みを有効に活用できた方は学校生活がスタートしても大きく勉強量が減ることがないよう、
計画をしっかり立てて進んでいきましょう。
 
有効活用できなかった方は残り期間が少なくなってまいりました。
今の自分の状態、志望校とのギャップを冷静に受け止め、それを乗り越えていくしかありません。
 
一人では大変かもしれませんが、トライにご連絡を頂ければ、苦手科目だけを家庭教師でフォローすることもできます。
 
7、8月にご好評頂いたAKB48とのキャンペーンも9月まで延長されることとなりました。
彼女達の、夢に向けて前向きに頑張る姿を励みに、自分自身も投げやりになることなく、乗り越えていきましょう!

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