2012年3月9日
広島県 学習指導要領改訂で何が変わった?何が変わる?
新中学生、新中学2、3年生の皆様こんにちは!
新年度から中学校の学習指導要領が改訂されます。
学習量は10年前の1.5倍になります。
今回は各科目ごとにご案内をしていきたいと思います。
【英語】
・3年間での習得単語数が300語程度増加します
・以前より文法を重視する内容になっています
・ワークや受験対策でやっていた長文読解、内容把握問題が教科書に入っています
【数学】
・問題量が30%~50%アップしています
・「解の公式」が復活し、それに伴い方程式で解く問題が難化しています
・受験レベルの問題が教科書に掲載されるようになりました
【国語】
・文章量10%~30%増加しています
・常用漢字196字追加(中には読めれば良いものもある)されています 例:鬱・怨など
【理科】
・「イオン」「仕事とエネルギー」「遺伝」など10年前に削除された内容が復活しています
・PISA型の問題(『論理的思考力』『表現力』『発想力』を問う問題)が数多く掲載されています
【社会】
・地理が「地理・世界」「地理・日本」に、歴史が「日本史」「世界史」にそれぞれ細分化されています
・グラフや統計資料からの読み取り問題が増加しています
ざっくりとお伝えすると上記のようになり、ゆとり教育になる前に戻った形になります。
これに伴い授業時間も1.1倍~1.3倍に増える、ということになっていますが
土曜日に授業があるわけでもなく、総合学習の時間も削らないことになっていますので
学習量の増加に併せた時間の確保は難しくなっています。
トライでは上記改訂に対応し、新年度に向けての新しいカリキュラムをご用意しております。
学年末テストも返ってきて、新年度に向けた準備を検討されている方、
春から中学生で、授業についていけるかご不安な方は一度ご相談ください。