2012年7月28日
広島県 読書感想文 書き方のポイント
本日は、宿題でも多くの生徒さんを悩ませる、読書感想文についてお話致します。
苦手な方は本当に苦手で、かなり苦労してしまうこの感想文ですが、
やってはいけないポイントを2つ押さえれば、見えてくるものがあると思いますので
参考にしてみてください。
1、あらすじを書かない。
これは分かっていてもやってしまう失敗ですが、必要なのは、「感想」なのですから、
あらすじは必要ありません。読み手に文字数稼ぎに映ることもあります。
読書感想文は、読み手はその本を読んでいるという前提で書いていきましょう。
2、感想を書かない。
何を言っているんだ?と思われるかもしれませんが、これも大切なことです。
感想を述べようと思って書くと、「面白かった」、「つまらなかった」で終わってしまいます。
読書感想文とは、あくまでも読後の自分の気持ち、感想を表すのではなく、
読んだ物語が自分にとってどうだったか、自分ならあの場面でこうした、など
主観を入れて書き進めていくべきものです。
上記2点を踏まると少し楽にかけると思います。
読書感想文は、自分の感じた事、思ったことを正確に書き表すという学習において
非常に重要な能力の練習になるものです。
苦手意識を克服できれば、あらゆる点で学習にプラスになる課題です。
嫌がらず、この夏しっかり読書感想文にトライしてみてください!