2012年11月22日
広島県 中学入試攻略法 ~広島学院中学編~
こんにちは!
中学受験攻略第二回目の今回は「広島学院」です!
前回お伝えした女子の清心と並ぶ男子のTOP校です。
科目別に見ていきます。
算数・・・清心と同じくⅠ・Ⅱに分かれていて
Ⅰが基本の一行問題、Ⅱが大問から構成されています。
難易度の高い問題が数題という形式ではなく、中難易度の問題が多数
という傾向になっています。
問題の解き方を考えている時間が無いので
多様な問題に触れて即座に解法が導ける演習をしていきましょう。
国語・・・中学入試上位校すべてに言えることですが、説明文と物語分の2題構成で
1題あたりの文字数が多いのが特徴になります。
出題内容はオーソドックスで、文中の単語の漢字変換や接続詞補充
字数制限の抜き出し問題やようやく・記述問題とまんべんなく出題されます。
速読力が無ければ太刀打ちできませんので、読み方・解き方のテクニックも
身につける必要があります。
社会・・・修道ほど色濃くはありませんが、「ひろしまの風土・歴史」が出題されます。
広島の各市町村についても特産物など押さえておきましょう。
最近はあまり見ませんが、平和都市に絡めた問題も出題されることがあります。
通常の勉強+αでこのあたりも演習していきましょう。
理科・・・化学・物理分野は実験をもとにした出題がメインになります。
単元ごとに、どういう実験・操作があるのかをチェックしましょう。
逆に生物・地学分野は基本を押さえていけば問題ないですが
少し深い知識まで知っていると楽に解ける問題が出題されることがあります。
授業中先生がさりげなく言った雑談が役に立つこともありますので
些細なことでも逃さず記憶にとどめましょう!
といった形で、「超難問は出ないが、良問・基本問題が多数と、難問が数題」
という作りになっています。
今からの対策として
・大幅に点数が足りない場合は「冬休み開始までに最低限の知識を詰める」
・目標まであと少しの場合は「算数・国語に絞って弱点を克服する」
本来であれば個々人ごとに対策をするのがベストですが、
全体としては、比重の高い算数・国語に絞って対策していきましょう!