教育プランナーブログ

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こんにちは!

前回から引き続き、本日は高校入試~国語編~として進めてまいります。
 
まずは入試平均点の推移から
 
19年度 30.4点

20年度 29.6点

21年度 31.5点

22年度 31.5点

23年度 29点
 
と例年大きな差はなく、平均して6割はとれているような状況です。
 
しかし、近年の国語試験は客観的・分析的な読み方や、言語そのものの内容を重視する傾向が強いうえ、

読解(批評、意見だし)を求める設問が増えていることから

完答ではなく部分点で稼ぐ、ということが大切です。
 
では実際の問題傾向についてみていきましょう。
 
出題形式は文学的文章、説明的文章、古文の3題です。
 
大問1は物語文。登場人物の心情に対して等設問が多く見受けられました。
 
大問2は箱転移ついての論説文。抜き出しがほぼなくなり、記述問題が多く出題されています。

字数制限を設ける問題も出題されました。
 
大問3古文と漢文の融合問題。基本的な知識があれば十分に対応できます。
 
大まかな傾向として、抜き出しで対応できる問題は少なくなり、ほとんどが記述、しかも自分で考え字数に合わせて

回答していく形式になっています。
 
この傾向は、今後も続くと思われるため、とくに国語が苦手な生徒さんの場合、

ただ漫然と文章を読むのではなく、説明文の指示語や接続語、キーワードにマークを付けながら

注意を払いながら文脈を追い、筆者の主張を箇条書きしてみるなどの工夫が必要です。
 
また、漢字の暗記は必須としても、古文漢文などは仮名遣いや言い回しなどを

演習問題集などを使用しながら、間違えてもよいので読み慣れをしていくことが近道となるでしょう。
 
夏は終わってしまいましたが、国語は地道な学習で身に着く科目です。

あわてず着実に足元を固めていきましょう!

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