2013年9月23日
広島県 中高一貫校のメリット・デメリット
こんにちは!
本日は中学受験に向けて、中高一貫校の特色やメリット・デメリットについて
少しお話させて頂きます。
まず、広島県の動向として、他の中国地方県に比べ、私学公立ともに中学受験校や一貫校が非常に多く
志望生徒割合も非常に高いといえます。
とくに広島市内では、県内トップ校である広島学院やノートルダム清心があり、
小学校内での受験熱も高いです。
ではそういった中高一貫校の狙いは何なのか、6年制で学ぶメリットは何かということですが、
以下の3点がよく言われています。
・6年制にすることで(高校進学の際に途切れないので)、高校の授業を前倒しできる。
高校2年生までにほぼ高校課程を終わらせ、受験準備に専念できる。
・縦割りで行うしかなかった数学や英語を、体系だてて単元ごとに行えるため、
授業の順番入れ替えや、復習などが容易にできる。
・部活なども中1から高3まで一貫で行っている学校も多く、
年上の先輩の生の意見などが聞きやすい。
つまり、学校側からみても、生徒さん側からみても効率のよい学習ができ、
擬似的に塾や家庭教師のような役割も果たせることがメリットと言えます。
反対にデメリットとしては、
・授業料が高額であること。(国公立除く)
・高校受験がないため、メリハリがつきにくい。
・文理や、目標の設定年度が早く、コース変更がききにくい。
などが挙げられます。
現在小学生のみなさんや、親御さんには、こうしたメリットやデメリットをしっかり考えた上で、
将来の選択肢を増やせるよう、しっかりと目標を決めて欲しいと思います。