2017年10月6日
広島県 高校入試問題形式について
こんにちは、トライ広島校です。
今回の表題は高校入試問題についてです。
昨今2020年の教育改革にむけ入試傾向も毎年変化が起きています。
その中でも昨年の高校入試の形式についてお話させて頂きます。
広島県は全国的にも2020年を見据えて力を入れています。
これからお話することは事実です。5教科詳しく説明していきます。
※記述問題数でランキングを出しています。
《英語》
選択28% 語句20% 説明20% 英作文32% 説明・英作文合計52%(全国1位)
まず選択問題は岡山(25%)に続いて全国で2番目の少なさです。
他県では50%以上を選択問題のところもありますが広島県は約30%弱です。
選択問題で点が稼げないようになっているので、そこだけ全問正解しても14点。
あとはすべて記述問題になります。
また説明・作文は広島県が全国で1番比率が多いです。
昨年、作文でかなり苦戦し平均点が18点/50点まで落ちました。
結論、単語力がある上でしっかり文法を理解し、自分の考えを英語で述べることが出来なければいけないということです。
《数学》
選択12% 計算64% 語句0% 説明12% 作図4% 証明8% 説明・作図・証明合計24%(全国15位)
数学に関してはそんなに変化があったわけではありませんが計算が60%以上占めます。
計算力が必要になるということですね。ケアレスミスが無いように時間配分も考えながら
必ず見直しできる時間を作りましょう。
そして説明、作図、証明この3つは毎年必ず出ます。
こちらの配点は大きいのでしっかり復習し、多くの問題に出会っておくことが一番の近道です。
当日、昔やった問題そのまま出てくるかもしれません。
《社会》
選択12% 語句4% 説明84%(全国1位)
昨年の入試問題を解かれた方はお分かりでしょう。
昨年記述式の問題が17問ありました。
全国2位は滋賀県で説明が50%で広島県の説明問題の多さが分かって頂けると思います。
ということは何が起きているかというと
「社会はもう暗記科目ではないということ」です。
年号、歴史上の人物、首都の名前、日本の法律だけを覚えていても解けません。
歴史上に起こったことも誰が何のために何を起こしたのか。が説明できないといけないのです。
今までのままの対策では対応できず苦戦し、頭を悩ませている子も多いかと思います。
とにかく、まずは覚えて、なぜ起こったのか、誰が何のために、それが起ったことによってどうなったのか、
自分の言葉で説明できるためにしっかり口に出して、友人とクイズ形式で覚えて行ってもいいかもしれません。
トライでも社会の対策してほしいという問い合わせも多くあります。
マンツーマンの指導ではインプットしたことをアウトプットすることもできますし、
優秀な社会の講師もそろっています。
この機会に不安な方はお問い合わせください。
《理科》
選択20% 語句・計算24% 作図8% 説明・論述48% 作図・説明・論述合計56%(全国2位)
理科に関しても社会と同じことが言えます。
理科も暗記ではなくなってきています。
東京は88%が選択の問題形式ですが広島は20%です。
そのため問題を選択問題を解くことももちろんですが社会同様しっかり自分で作図し
自分の言葉で説明できる力が問われます。
トライのTryITの問題も非常に役立ちます。
しっかり解説もついてますし、入試対策編のミニ授業を見てもらうと詳しい説明もあります。
中でも自分でうまく説明できないということであればMYトライコースもお勧めです。
約2ヶ月で理科の内容も網羅できます。
お問い合わせください。
《国語》
選択16% 語句34% 説明32% 作文18% 説明・作文合計50%(全国7位)
最後国語ですがこちらも全国上位に入っており半分は記述式ということです。
昨年の結果から10県を除きすべて作文問題を取り入れています。
上記4教科のこともあるため今後も記述問題数が増えてくる可能性もあります。
文脈から読み取り、自分の言葉に変えて文章を作成する力があれば逆にいうと半分は取れるということです。
こちらは例年通りの平均点でしたので今年もあまり変化はないかと思いますが
作文での必要文字数は例年増えてきています。
トライの会員の方はご視聴できるTryITの入試対策編も活用してください。
いかがでしたでしょうか。
何とかなるだろうが通用しなくなってきています。
この高校入試に向けた適切な対策がないと志望校は勝ち取れません。
トライでは過去問を基に入試対策も行っています。
完全マンツーマンだから出来る一人ひとりに合わせたカリキュラムで受験に臨めます。
ついに半年をきりました。
時間は待ってくれません。
少しでも不安な方はお問い合わせください。