2019年10月25日
公立高校入試対策 理科社会
みなさん、こんにちは!
家庭教師のトライ 広島校です。
今回は前半後半の全2回に分けて「公立高校入試の科目別対策方法」をご紹介していこうと思います。
後半の今回は、理科・社会の2科目についてです!
【理科】
・昨年度の出題内容と配点
理科 |
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科目 |
テーマ |
問題数 |
配点 |
内容 |
|
問一 |
化学 |
物質の変化 |
6問 |
12点 |
実験考察と計算。 「質量パーセント濃度」と小難しく書かれているが、単純に濃度のこと。 実験の手順ではなぜその操作を行うのか理由まで抑えましょう。 |
問二 |
生物 |
植物のからだ |
6問 |
13点 |
気孔の位置を図示する必要がありました。言葉だけではなく、資料集などで形を確認しておきましょう。 こちらも実験考察があり、湿度(化学分野)と絡めて出題されました。 |
問三 |
物理 |
電磁石 |
6問 |
13点 |
記述は少ないですが、3問ある記号・用語問題は完答しないと点数がもらえません。なんとなくで覚えていた場合、複雑な実験操作で混乱してしまいます。理論理屈をしっかり押さえておきましょう。 |
問四 |
地学 |
天体 |
6問 |
12点 |
記述は1問のみと珍しく少なく設定されていました。最終問題は星の位置の計算でした。 地学範囲は手薄になりがちですが、必ず出題されるため気を抜かず演習していきましょう。 |
記述量は一昨年よりも減りましたが、記号と説明がセットになっている問題や、記号の組み合わせがすべて正しくないと正答にならない問題は相変わらず多くあります。
実験考察は地学以外のすべてで出題されており、どんな実験でどんな結果が出るのかは押さえておきましょう。
実験考察は、「なぜこの動作をするのか」「なぜそうなるのか」の2点を常に考えながら学習していきましょう。
【社会】
・昨年度の出題内容と配点
社会 |
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科目 |
テーマ |
問題数 |
配点 |
内容 |
問一 |
地理 |
東北地方の特徴 |
6問 |
12点 |
東北地方を主題に、周辺地理の特徴や産業など幅広く出題されています。 地形の特徴だけでなく、なぜそのような特徴が見られるのか。理由まで掘り下げる必要があります。 |
問二 |
歴史 |
海外との関わり |
7問 |
13点 |
各時代、何を目的に海外交流しているのかを的確に把握しておく必要がありました。古代は中国との、近代に近づくにつれ欧州との交流が主流となります。なぜその時その交流が必要だったのか。日本史の流れと併せて押さえていきましょう。 |
問三 |
公民 |
国際連合 国際社会 |
6問 |
12点 |
知識を問う問題が多く、基礎力が問われました。 最終問題のみ記述ですが、さして難易度も高くありません。自分の考えを伝わるように書く力を付けましょう。 |
問四 |
社会総合 |
海外交流 |
6問 |
13点 |
オリンピックが近いためか、ユニバーサルデザインがテーマの会話文でした。ただし問題自体は地歴公民の複合問題となっており大枠では【2】海外との交流というテーマを引き継いでいます。 |
問題構成、配点共に例年通りです。今回も記述量が圧倒的に多くなっています。
今回の記述問題の特徴として「どうしてそうなったのか」を掘り下げる内容となっています。
「なぜリアス式海岸では養殖が盛んなのか」
「なぜザビエルはキリスト教を広めるために日本に来たのか」
機械的に覚えるだけでは対応できません。
「なぜこうなったんだろう?」という疑問を常に持つようにして学習しましょう。
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