2021年1月23日
【速報】大学入学共通テスト出題傾向概況
みなさん、こんにちは!
家庭教師のトライ 広島校です。
今回は1/16・17に行われた「大学入学共通テスト」の傾向速報をお届けします。
■全体概況
施行調査を踏襲し、文章を読み、問題の意図をくみ取る力が求められる出題が目立ちました。
与えられた資料を読み取り考察する力がすべての科目で土台となります。
「知識」+「情報を比較・考察」これらの力を図るという出題者の意図が感じられる内容でした。
試行調査からの傾向の変化は少なく、「共通テスト対策問題集」などで対策を取れていたかどうかで大きく明暗が分かれたかと思います。
■科目別概況※今回は一部抜粋してご紹介いたします。
【英語】
リーディングでは、英文と資料から必要な情報をピックアップできるかが鍵でした。
SNS(LINEのようなトーク画面)やプレゼンテーションなどより実践的な場面での活用力が求められるものでした。
リスニングにおいても口語表現が多く登場し、実生活に即した英語の出題となりました。
【数学】
読解量が増加。陸上のストライドとピッチの関係性を数式で表し、100m走のタイムを良くするための考察が求められた。
文章を理解し、2次関数を使って、立式できるかがポイント。
基本的な計算力は大前提となり、そのうえで複雑な設定の読解力と思考力が問われる出題となりました。
【国語】
現代文・古典どちらもメインの文章に対して、批判的な文章や追加の和歌などがサブの文章として登場しました。
複数の題材の読解と総合的に整理して取捨選択・判断する力が求められる出題となりました。
【化学】
化学平衡を扱う問題では、実験結果のデータと方眼紙が与えられ、実験結果を自らの手でグラフ化して考察するという出題がされた。
グラフ化する際に目盛りの単位なども自分で設定して描く必要があり、より実践的な力が試された。
トライでは共通テスト対策に関しても力を入れて、取り組んでおります。
来年度の受験生の方については、情報を仕入れることはもちろん、目指していく各分野において教科書的な学習に加えて、実践的な体験を能動的にとっていくことをお勧めいたします。
また現在の高校2年生に向けた集団ライブ授業での対策もスタートしております。詳しくはこちらからご覧ください。
……………………………………………………………………
……………………………………………………………………