2021年8月27日
令和5年度からの新公立高校入試制度
皆さん、こんにちは。
家庭教師のトライ広島校です。
ご存じの方も多いと思いますが、
令和5年度入試(今の中学2年生が受験する年)より、広島県の公立高校入試制度が変わります。
そこで今回は、現時点で発表されている内容と、必要な学習のポイントを簡単にご説明します!
≪入試概要≫
【一次選抜】★すべての高等学校で実施
一次選抜には、特色枠と一般枠があります。
どちらも選抜方法は同じで「学力検査」「調査書」「自己表現」の合計で合否を決定します。
加えて「独自検査」を実施する学科・コースもあります。
・学力検査…国語,社会,数学,理科及び外国語(英語)の5教科
・調査書…1.2年の評定はそのまま。3年の評定は3倍にする
・自己表現…作成した自己表現カードをもとに、面談方式で行う
特色枠による選抜を実施するかどうかは学校によって異なります。
実施する場合、まず特色枠による合格者の決定を行い、残りの合格者を一般枠によって決定するという流れです。
特色枠では、「学力検査」「調査書」「自己表現」の配点比重が各学校によって定められます。
【二次選抜】★一次選抜の合格者が、入学定員に満たなかった学科・コースで実施
選抜方法は調査書、自己表現の合計で決定します。
加えて、独自検査を実施する学科・コースもあります。
令和4年度までの入試でいうと、選抜Ⅲにあたる感じですね。
実施がされるかどうかは一次選抜の結果次第なので、まずは一次選抜のことを考えましょう。
(2021/7時点での広島県教育委員会HP情報より)
≪学習のポイント≫
①すべての定期テストで全力を尽くすこと
調査書の内容で評価されるのは、学習の記録=評定です。
つまり、中学校の定期テストの結果が非常に重要になります。
毎回の定期テストをおろそかにすることなく、最大限の準備をして取り組む必要があります。
②自分自身のこと、将来のこと、社会のことなどを考える時間をつくること
自分が何に興味があって、将来何をしたくて、社会の中でどうありたいのかを考えてみましょう。
とはいえ、今すべてを決める必要もないし、難しいことでなくても大丈夫です!
日頃から向き合って考える時間をつくることが、力になります。
③考えを自分の言葉で説明する力を身につけること
「自己表現」に必要なのは、自分自身のことや人生(目標や夢)について認識し、表現する力です。
自分の中にあるイメージを具体化して、それを人に説明できるようにすることが必要です。
「学力検査」でも、資料やグラフから読みとった情報をもとに説明する問題が出題される傾向があります。
新しい入試制度に対応できる力を身につけるのに、トライのマンツーマン指導は最適です。
受験情報や勉強方法についても、トライのプランナーや教師がサポートします。
是非お気軽にお問い合わせください!
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