2011年3月5日
『北海道・札幌 公立高校受験 お疲れさまでした。』
中3生の皆さん、高校受験本当にお疲れ様でした。
今は「人事を尽くして天命待つ」心境かと思われます。
さて・・・最近、新中1年生を迎えるご家庭を中心から、
北海道の公立高校の入試に向けてのご質問が増えており、特に「内申ランク」について聞かれることが多いです。
今回はその「内申ランク」についてご紹介させていただきます。
先日行われた入試では、5教科(国・数・社・理・英)の合計300点満点の
「学力検査」が行われますが、この得点さえよければ合格できるかというと、
そうではありません。
北海道の入試では、この学力検査の得点以外に、
中学校での通知表の成績評価である「内申点」が合否の判定に用いられます。
この「内申点」は、1年生から各学年の成績を元に計算されます。
具体的には、各学期末の5段階評定の成績を、
副教科含め全9教科合計(45点満点)して、
1・2年時の点数を各×2倍、3年時の点数を×3倍して、それらを合計した点となります。
この算出された内申点を20点ごとに区切ったものが「内申ランク」であり、
上から順にアルファベットでA・B・C・・・Mと13段階に分けられています。
(もちろん同じランク内でも内申点が高いほど有利になります。)
ランク 内申点 ランク 内申点
A 315~296 E 235~216
B 295~276 F 215~196
C 275~256 ~ 以下
D 255~236 Mまであります。
この内申ランクを実際の例で当てはめていきますと、
例えば、札幌手稲高校の合格最低内申ランクはDランクとされていますから、
最低Dランク、通常はCランク以上でなければなかなか合格圏内に入りません。
Dランク未満ですと、通う中学によっては志望を下げるように勧められるという事が起こってきます。
内申点が受験当日のテストの点に加算されることから考えても、
北海道における高校受験は、中学校に入った瞬間から始まっていると言っても決して過言ではなく、
いかに日々の学習が重要かおわかりいただけると思います。
新中1年生の皆さんをはじめ、新中2、新中3を迎える方にも
すばらしい新学期のスタートダッシュが切れるよう、
トライは各お子様・ご家庭に最適なプランニングを作成しています。
早め早めの対策で高校受験を乗り切っていきましょう。