2011年3月17日
『北海道 平成23年度公立高校受験問題傾向 ~国語編~』
北海道では3月16日、公立高校の合格発表があり、
ここトライ札幌校にも嬉しいお知らせがたくさん届いています。
はじめに、今年の入試問題を見て・・・
「昨年より全体的に簡単になった」
という印象を受けたのですが、やはりプレッシャーからでしょうか・・
意外に点数が伸びず、裁量問題を含め、 受験生の平均点は
昨年並みに落ち着くのだろうと考えております。
今回は 「 国語 」 の問題の寸評です。
◆①詩 ~やや易~ 詩に関する問題はほぼ毎年出題されております。
今年の問題はある程度取り組みやすかったのでは。
◆②小説 ~やや易~ 内容が比較的わかりやすく、論述式も去年より易しい。
◆③論説文 ~やや易~ 文章の量や論述式の割合が減り、去年より易しい。
◆④論説文 ~やや易~ 問1は難問だったものの、理解しやすい内容。
◆⑤古典 ~やや難~ 和歌が含まれる文章で、解き慣れていない内容のため
難しく感じた人が多かったのでは。
⇒全体的にみると、去年よりもやや易しい問題が多く出題されました。
しかし、裁量問題で、論述力を重視する傾向は続いています。
そこでつまずいてしまった受験生も少なからずおられるかもしれません。
来年受験を迎える方は、
詩や古典の出題と小説文・論説文の記述式問題に対応できるよう
入試傾向に沿って勉強しましょう。