2013年1月17日
北海道・札幌 『高校入試 過去問の活用法』
いよいよ北海道の公立高校入試まで50日を切りました。
来月には私立入試も控えています。
冬休みも終わり、受験生の皆さんは追い込みの時期となり、
一心不乱に勉強を進めいているところかと思います。
今日は「過去問」について少しお話します。
受験勉強として、そろそろ「過去問」を準備して取り組んでいる人も多いかと思いますが、
ただ、漠然と問題集のように解くだけではもったいない気がします。
せっかくの過去問なので、有効に活用したいところです。
過去問を上手に活用するポイントをまとめてみましたので参考にしてください。
【ポイント①出題パターンをつかむ】
入試問題は学校ごとに出題のされ方が異なります。
今後の自分の勉強に生かすためにも、「何が」「どのように」出題されているのかを確認しましょう。
(例)
国語:漢字の出題数、文法事項の有無、韻文(詩・短歌・俳句など)の種類、長文記述の文字数など
数学:計算問題の数、文章問題の数、関数との融合問題、確率の種類など
社会:資料の数、地域の地図なのか全体地図なのか、年表形式なのか資料問題なのかなど
理科:物理・化学・生物・地学の割合、実験・観察の種類など
英語:リスニングの割合、英作文の有無、長文の量、文法問題の有無など
【ポイント②配点をつかむ】
配点も意外と重要です。学校ごとに何に重点を置いているかが異なります。
効率よく得点する上でも、配点傾向をつかんで、配点の大きい問題に取り組むのか、
配点の小さい問題の取りこぼしに気をつけるのか、
自分の志望校や実力によって、学習のやり方が変わってきます。
【ポイント③時間配分をつかむ】
実際に問題に取りかかるときは、必ず時間をはかって問題を解くようにしましょう。
最初は、時間を気にせずに自分のペースで解くとよいでしょう。
その時に、大問ごとに時間をはかっておきましょう。
分野ごとに時間をはかっておくことで、いざ本番になった時に、
効率よく問題を解くことができるようになるはずです。