2018年3月12日
北海道・札幌 『2018公立高校入試問題出題分析(英語)』
中3受験生のみなさん、本当に受験おつかれさまでした。
今回は、家庭教師のトライ・個別教室のトライ北海道エリア教務委員会(神山教室長ら)にて、
2018年3月6日(火)に行われました『北海道公立高校入試問題』の出題分析
今回は【英語編】です。
【英語】難易度…標準は昨年並み~やや易しい・裁量は昨年並み
*第1問:リスニング
15点の配点。内容は問1の(3)が意外と長い文章で驚いたかもしれませんが、問2は昨年より
選択肢が選びやすくなったように思えますし、問3はここ数年より若干短く、問いの内容も
それほど難しいわけでもなかった印象ですから、全体としては平年より少し易しかったでしょうか。
*標準問題の第2問:小問集合
ごく基本的な単語力があれば容易に解けますが、間接疑問文の並べ替え問題だけ少し難しいレベル。
昨年の関係代名詞の並べ替え同様、少しだけ難しいものが1問用意された印象。
*標準問題の第3問(裁量問題の第2問):長文読解
例年通りAが短めの文章読み取りでBが図表読み取り。難易度は高くはないでしょう。
記述問題はAの問3はやや長いですがほぼ本文の抜き出しで書け、Bの問2もさほど難しくはないでしょう。
*標準問題の第4問(裁量問題の第3問):長文読解
さほど読みづらい文章ではなく、出題もストレートで、例年と比較して難しくはないです。
本文の内容に合うものを選ぶ問題では、内容に合わないものが見つけやすいため、
消去法で考えればそう難しくはありませんでした。
*裁量問題の第4問:長文読解・自由英作文
例年通りの出題傾向。長文が読みにくく全体の意味をつかみにくいですが、
細かな文法を気にせず読んでも全体の内容は大まかに把握できます。
問いそのものは内容が大まかに理解できていれば正答にたどり着きやすかったでしょう。
問5が書きたいことがわかっても英語にしにくかったですが、全般的には昨年よりも記述が易しく、
やや平均点は上がってくるでしょう。今年の自由英作文は職業体験先として行きたいところと
そこで体験したいことについてがテーマ。昨年より書きやすくはなりましたが、
「幼稚園」「新聞社」「市役所」といった単語を知らない生徒さんが多いと考えられますから、
「動物園」「病院」以外選びにくかったでしょうか。また体験したいことを思いついても
24語未満で書ききってしまうことが予想されますから、語数を引き延ばせたかどうかも
ポイントとなるでしょう。
全体として、標準問題・裁量問題ともに昨年より少し易しくなったため、平均点はやや上昇するでしょう。
英語:標準問題平均点36~37点と予想します。
一方で、英語:裁量問題平均点40~41点と予想します。
さあ、次期受験生の方は、限られた時間のなかで、これまでの知識を活かしながら、
それを本番で使えるように、入試傾向をふまえての実戦力を身につけていかなければなりません。
希望溢れる春です!合格のための現学年総復習・新学年の予習、日々の勉強の習慣付けなど、
特に新中3生の方は来年の入試・合格へ向けての新たな第一歩を踏み出していきましょう!
トライでは「自学力」を高め、そうした「実戦力」へ導く教師たち・指導体制が整っています。
学習無料相談・学力無料分析は、トライ:0120-555-202までお気軽にお問い合わせください。
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